15日 小嶋県議が豊予海峡ルートについて質問
23日 西九州新幹線、長崎まで部分開通
27日 大分市が5月東京シンポの報告書を公開
15日 小嶋県議が豊予海峡ルートについて質問
大分合同新聞16日朝刊より引用
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■豊予海峡間の交流を推進へ
小嶋秀行氏(県民ク) 大分、愛媛両県を結ぶ「豊予海峡ルート」について予算計上を止めるべきという意見もあるが、県としてどのような対応を取っているか。
広瀬知事 大分、愛媛両県を中心に構成する推進協議会などを通じて、国に対し引き続き必要性を訴えていく。豊予海峡をつなぐトンネルなどの建設は技術、経済的観点から近い将来の実現は困難だ。まずはフェリーを活用して海峡間の人や物の流れを活発化させ、交流をさらに促進する好循環を生み出せるよう取り組みを推進していく。
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・大分県の豊予海峡ルートへの支出について
県は平成5年(1993)に設立された「豊予海峡ルート推進協議会」へ負担金を支出し続けています。
その詳細が不明だったので県にメールで問い合わせました。財政課の方がすぐに返信をくださりました。
令和4年度当初予算 予算説明書 一般会計 歳出予算 第2款 第2項 第6目「交通対策費」「太平洋新国土軸構想推進事業費」1,154千円のうち、440千円が負担金に該当します。
とのことです。
推進協議会では、「豊予海峡交流促進事業」に補助金を出すということをやっているようです。大分県では企画振興部交通政策課が担当しています。
引用〜〜〜〜〜
豊予海峡ルート推進協議会では豊予海峡交流圏で地域間交流を行う団体からの申請を募集しています。
1 目 的
広島県、山口県、愛媛県、高知県、福岡県、大分県及び宮崎県の区域からなる豊予海峡交流圏域内(以下「圏域内」という。)で、経済、文化、スポーツ、観光など、様々な分野の各種団体等が取り組む交流事業に係る経費を助成することにより、豊予海峡ルートの実現に向けた地域間交流を促進する。
2 対象団体
圏域内に活動の本拠を置く次の団体等であって、豊予海峡ルート推進協議会代表理事(以下「代表理事」という。)が地域間交流の促進に役立てると認めるもの。
○経済団体や文化・観光団体、地域づくりグループ
○スポーツ愛好者による団体等
○その他、代表理事が地域間交流の促進に役立てると認める団体等
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・小嶋秀行
gooブログ「小嶋つうしん(号外)」より自己紹介を引用。
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活動テーマ「くらしに安心」。好きな言葉「日々新しく」。「万物は流転する」の諺の如く、もの事は常に発展することを念頭に。天秤座67歳。妻・ニ男一女。子どもは福岡で独立(孫7人)。長女も本年出産。
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会派は県民クラブ。民主系。
県民クラブホームページによると、大分市選挙区選出で、当選回数は3回。
ブログは2006年からぼちぼち更新しているよう。
介護や防災、デジタル化、など、まぁ色々やってるんだなぁということです。
会派代表で代表質問も度々しています。過去五年分では豊予海峡ルートに関する質問はありませんでした。
23日 西九州新幹線、長崎まで部分開通
長崎県民待望の西九州新幹線が23日、武雄温泉〜長崎間66キロで部分開通しました。
JR九州公式ホームページより引用〜〜〜〜〜
西九州新幹線は、「全国新幹線鉄道整備法」に基づき昭和48年に「整備計画」が決定された九州新幹線西九州ルート(福岡市・長崎市間)のうち、2022年9月23日に開業した武雄温泉・長崎間の路線名称です。
武雄温泉・長崎間は線路延長約66kmをフル規格(標準軌)により整備し、武雄温泉駅で博多・武雄温泉間を運行する在来線特急列車と同じホームで乗換を行う「対面乗換方式」により運行します。
西九州地区と福岡・中国・関西地区との更なる交流拡大をもたらし、西九州地区の振興と発展に大きく寄与するだけでなく、既に開業した鹿児島ルートと連携することにより、九州地域全体の更なる浮揚に重要な役割を果たし得る交通インフラです。
この開業を契機に、生活と観光の両面での開業効果を高め、沿線のみならず、佐賀県、長崎県の各地に効果を拡大させるため、地域の皆さまの生活利便性の向上、魅力ある観光ルートの新たな構築に取り組んでまいります。
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昭和48年といえば1973年です。半世紀越しの悲願達成ということですね。
しかしながら、まだ全通はしていません。メリットが小さくデメリットが大きい佐賀県が強硬に反対しているからです。この辺りはリニア新幹線問題と似ています。
長崎県としても、このままでは意味がありません。福岡、大阪まで直通してこそ意味があります。なんとか地元負担の少ない形で全通してくれればと思います。
さて、高速鉄道インフラがまた一歩充実しました。
次は24年の北陸新幹線敦賀延伸です。北陸新幹線は概して大成功と言えますから、それが遂に敦賀にも。元々関西方面と繋がりが強い北陸地域において、新幹線は東京への大きな吸引力をもたらしました。敦賀は東京から遠いですが、その効果がどれほどあるかが楽しみですね。
27年にはリニア中央新幹線の品川-名古屋間が開業予定。静岡関係で延期は必至でしょうけど。
31年には北海道新幹線の札幌までが開業します。まあ札幌止まりでしょうね。
そして37年には北陸新幹線全線開業、中央新幹線新大阪延伸開業です。37年は新大阪の年となりそうです。
さて、ここからが未定の話です。次の整備新幹線は何か?私は四国新幹線が当確だと思っていますし、大分市も、おそらく大分県もそう考えていると思います。
四国新幹線は四国4県が一丸となって、我田引鉄で睨み合いつつ熱烈な要望活動を行っています。JR四国の経営悪化救済という目的もあり得ます。
一方、我が東九州新幹線もある程度の要望活動は行っていますが、如何せん福岡・鹿児島は全く乗り気でなく、宮崎も「空港でいいや」と白旗をあげそうな気配です。
大分は四国新幹線・東九州新幹線の両睨みであらねばならず、そのため大分市と大分県で役割分担しているのかなと思います。
理想をいえば、小倉-大分-松山-岡山-新大阪-東京、と繋がって欲しいです。しかし、それは流石に筆者が首相になっても厳しいでしょう。
では、どうすべきか。私は、まずは豊予海峡ルート一択だと考えています。一応、四国新幹線は大分市まで延伸することとなっています。大分市が道路に寄りつつも道路・鉄道両睨みなのはこういう現実があるからだと思われます。
このために何をすべきか。第一に、もちろん大分110万県民が、めじろんダンスを踊るように豊予海峡ルートを熱望することです。
そして第二に、愛媛県よりもむしろ宮崎県との交流を促進することだと思います。
四国新幹線が松山まで開業したとして、そのタイミングで大分だけ手を挙げて、果たして人々が納得するでしょうか?海峡にトンネルを掘って、繋がるのが大分だけ?大分市50万と別府市10万ではトンネルを掘ってもらえないでしょう。
そこで、宮崎県にも手を挙げてもらいたいわけです。大分県は現在、東九州メディカルバレー構想として宮崎との産業連携を加速させています。この調子でどんどん宮崎と交流を続け、豊予海峡ルートのことを宮崎県105万県民に知ってもらう必要があります。
大分・宮崎が一丸となって手を挙げれば流石に説得力があります。そこで、東九州新幹線です。東九州新幹線は鹿児島-宮崎-大分だけで良いと筆者は思っています。それこそ「福岡まではソニックで充分」なのです。鹿児島も、博多まで2本目の新幹線ができるより新大阪まで2本目の新幹線ができた方がいいに決まっています。
大分県が豊予海峡ルート推進の予算を「太平洋新国土軸構想推進事業費」と未だに称しているのもそういう理由かなと思いました。以上、政治的主張でした。
27日 大分市が5月東京シンポの報告書を公開
しましたが、一旦削除した様子です。(2022年9月30日現在)
【編集後記】
・卒論、目処がたった。
・豊予海峡ルートは道路で良いという確信を抱いた。