12年ほどbloggerを使用し続けてきましたが、ユーザーインターフェースがあまりにも悪いので、移設します。
これからもよろしくお願いします。
移行済
https://note.com/3ccr/n/ne19b23701e2a
ごきげんよう。コミケ初参加が楽しすぎて、すでにコミケへ参加することがアイデンティティのひとつになっている右扇です。
2026年は1年かけて単勝万馬券の本を書きます。おそらく冬コミで発売します。
(夏コミ用は別に考えています。)
単勝万馬券とは、単勝(馬が1着になったら的中)のオッズが100倍を超えていて、的中すれば一万円以上が払い戻される馬券のことです。
今回は、その一企画「単勝万馬券馬の馬柱2026」の1月分4本を先行公開します。
基本的に、レース結果を後から見て「この馬券買えたなぁ」というだけの最も醜い類の記事です。お楽しみください。
2026年の中央競馬開催初日にいきなり単勝万馬券が出た。もちろん買っていないが、この本の幸先はいいかもしれない。しかし、単勝万馬券となった馬の馬柱を見ていこうというこの特集は1発目から馬柱が空欄になってしまった。
新馬戦は予想が難しい割に意外と堅く、単勝万馬券を狙う妙味がない。
タイキルッジェーロの人気薄の理由としては、「使いながら良くなっていく」旨の高野師のコメントや、5月と遅生まれであること、生産牧場が小さいことなどが挙げられるだろうか。調教師のコメントがあてにならないのはいつものことだし、5月生まれといえど体格は504kgとしっかりしている。さらに、2歳新馬ならともかく、3歳新馬戦なら遅生まれの差も縮まっているのではないか。
「新馬戦の単勝万馬券」・・・2016年~2025年で24回出現。1年に2.4回ペース。新馬戦は荒れる印象を抱きやすいが、実は新馬戦の1番人気は他クラスのレースよりも信頼度が高く、単勝回収率が約82%、複勝回収率が約85%ある。歴代の万馬券馬を見ると流石に傍流血統の中小牧場産馬が目立つが、ノーザン・社台系の馬もわずかにいる。(2020年10月10月東京5Rディープリッチ(ノーザンファーム)など)
「5月生まれの名馬」・・・ドウデュース(2019年5月7日) オルフェーブル(2008年5月14日) マルゼンスキー(1974年5月19日)
「斎藤新」・・・色白美人、男性。2025年末にXで炎上した。2016年以降で単勝万馬券は3回目。前回:2022年10月10日東京8R3歳以上1勝クラス(芝1400)107.1倍ジッピーレーサー
ここ1年馬券になっていない6歳馬が大逃げで勝つ。典型的な単勝万馬券の一類型だろう。レイべリングは2022年のG1朝日杯(1着ドルチェモア)で3着に入った実績馬。G1馬券馬が100倍つくなら買うべきだろう。 ん?2022年は最弱世代?後の重賞勝ち馬がオオバンブルマイしかいないクソレース?そんな声は無視!クソでもG1!
レースは初騎乗の浜中騎手が逃げに出た。2番手のマイネルチケット・横山武史騎手はついていかずに大逃げとなり、結局そのまま1着2着でゴールした。前半600mの通過タイムは35.6で、悠々の楽逃げとなった形。4コーナーを回った時点でクイーンスプマンテのエリザベス女王杯みたいな画面になっていた。いや、浜中騎手だからロジャーバローズというべきか……ぶつぶつ……
馬柱を見て買い要素を探しましょう。まず2歳G1で三着は素晴らしいですよね。筆者は学歴厨なので、過去の栄光を一生言い続けます。次に、過去4戦は東京・新潟の左回りで直線が長い平坦コースですよね。右回りでやや坂の京都コースで一変はありうるでしょう。実際、6走前の京都1400mではリステッド競走ながら4着です。
さらに、今回は久々の非リステッドOP競走であることに注目したい!過去5走はG3→L→G2→L→Lなわけです。いわば格下挑戦。リステッドで2回も5着になる馬はヒラOPで1着になるに決まっているわけです。
リステッドとヒラOPの違い・・・リステッドの勝ち馬はセリカタログで太字になる。ヒラはならない。あと賞金が200万円高い。地方では全日本2歳優駿が唯一国際L競走。
なに?今年は新馬戦がアツい感じ?新馬戦は買わない方針だから困るのですが…
先行した人気薄の2頭がそのまま決勝線に到達し、馬単の払戻額は歴代8位の76万7110円をつけた。1着ヤマニンヘルシェの鞍上は石川裕紀人騎手、2着ミズノミヤコの鞍上は原優介騎手。
うーん、書くことないなぁ。まぁ、当然のように二頭とも生産は弱小牧場。ヤマニンヘルシェの3頭の姉はいずれもJRA未勝利。ただ、姉のヤマニンパルフェは未勝利戦で2着1回3着2回の戦績だから、実質1勝馬としてポジティブに扱うことができるかもしれない。名前似てるし。無理か。
個人的にはこのレースの13番ジワタネホが、いい名前してるじゃんと思います。ご存じ映画『ショーシャンクの空に』の大団円の地名ですね。結果は15着でしたけど。
「石川裕紀人」・・・なぜか52歳くらいのイメージがあったが、1995年生まれの30歳。単勝万馬券は 2016年移行で5回目。前回:2021年1月30日東京7R4歳以上1勝クラス(ダ1400)104倍ロークアルルージュ
「錦岡牧場」・・・寡聞にして知らなかったが、ヤマニンはオーナーブリーダーであり、ここ錦岡牧場が生産牧場らしい。ほとんどの生産馬が土井一族の所有馬としてヤマニンを冠して走っている。ここ最近ではダートで連戦連勝だったヤマニンウルスが有名。
ちなみに「ヤマニン」の由来は、土=山の形だからヤマ、井=イ=ニンベンでヤマニンベン。昔は錦岡牧場のほかにヤマニンベン牧場もあったらしい。 イだからニンベンって迂遠だ。ドラマ『地面師たち』でも偽造役が偽=ニンベンということでニンベン師と呼ばれていたが、全然しっくりこないのは筆者だけだろうか。とにかく新馬戦は書くことがない。
先週(3本目)の16人気→15人気の決着に引き続き、18人気→17人気の決着で3連単は天元突破した。これまでのJRA3連単最高配当額の2983万2950円を2倍近く更新した。普通の人は「こんなの取れないよ」で済むところだが、筆者のように単勝万馬券を買い続けている人間には堪えるものがある。しかも今回は、筆者が専門とする未勝利戦である。細かいことを言えば芝千二は買っていないのだが、悔しくてたまらない。この連載はもともとレースを後から見て「これ買えたなぁ」と言いまくる最もあさましい部類の記事であるが、今回は普段より熱がこもってしまう。
だいたい馬柱を見れば買えるのは一目瞭然なのだ。まず「大負けしていない」ことはポジティブ要素である。なるほど小倉芝千二は新馬戦で2.3秒差で負けているが、この本では新馬戦は無視という格言を適用するため無視である。次も同コースで2秒差で負けているが、よくみると連闘であることが分かる。連闘なら無視。では今回は間隔はどうだろう?さすがに今回も連闘だったら買えないところ、今回は3か月休養明けである。一変が期待できる。近走は着順自体は悪いが、末脚は使えているし着差も1秒程度で済んでいる。一変したら1秒くらい速くなりますからね。しかも2番→偶数番。もともと出遅れが目立つだけに偶数番は歓迎。 あぁ、買えたなぁ。
「若手騎手限定競走」・・・騎手免許取得後7年未満の若手騎手に限り騎乗できるレース。第三場で2日に1回ほど行われる。2026年はこのレースが初開催であった。馬券の傾向は検索できず、直近三か月を筆者が見た感じでは、やや荒れがちな傾向があった。
あけましておめでとうございます。いつも企画を思いついては2週間で飽きることが常の筆者であるが、今回は本気である。
今年の目標は「単勝万馬券を獲る」ことである。
せっかく元日に思いついたので、一年間頑張っていこうと思う。
単勝万馬券とは、単勝100倍以上の勝ち馬の単勝馬券のことである。万馬券。憧れの言葉である。筆者がこの言葉を知ったのは幼稚園の頃、母の字で「祈 万馬券」と書かれたシールが貼ってあるのを見た時である。順調に育った僕は20歳で馬券を始め、3連単万馬券を二度獲った。また、天皇賞秋でエフフォーリアの単勝3000円を握りしめ、これも万馬券となった。
が、これは母がいう「万馬券」だろうか?まず、3000円握って万馬券はちゃんちゃらおかしい。一万円の複勝を握って一万一千円で万馬券とは言わない。やはり万馬券とは100円であるべきだ。
そういう意味で考えると、3連単万馬券もいただけない。一点買いではないからである。むろん、3連単一点買いなら漢だが、筆者はそうではなかった。
やはり単勝100円で1万円以上の払い戻しを受けたいものだ。だが、この願いには重大な問題点がある。それは、なかなか単勝万馬券は出ないということである。つまり、あるレースの馬柱を目の前にうんうん唸って考えて、チャッピーに考えさせて馬券を買っても、そもそも100倍の馬が勝たなければすべて無駄なのである。
たとえば、2025年の中央競馬では3455ものレースが施行されたが、単勝万馬券が出現したのはわずか23回である。任意のレースが単勝万馬券となる可能性は0.66%にすぎない。
さらに厄介なことに、3455のレースですべて穴馬を100円買えばよいというわけではない。3455のレースの中には、単勝100倍以上の馬が複数いるレースがたくさんある。
清貧を貫く筆者にとって、単勝100倍台の馬をすべて買うことは現実的ではない。そこで、新年2026年1月2日、まだ中央競馬が開幕しないうちに、まずは短時間でできるデータ分析によって、買うレースの方針を定めておこうと考えた。細かい点や具体的な馬の検討はのちのちチューニングしていけばよいだろう。
まず、多忙な自分には中央競馬全レースを予想するのは難しい。レースの数を程度絞っておきたい。そこでクラス分けで勝負レースを絞ることにした。
2021年から2025年までの中央競馬全レースを対象に、クラスごとの施行回数、単勝万馬券の出現回数、その確率をまとめた表が以下の通りである。
| クラス | 単勝万馬券出現数 | 施行回数 | 出現確率 |
| 新馬戦 | 12 | 1,506 | 0.80% |
| 未勝利戦 | 66 | 6,189 | 1.07% |
| 一勝クラス | 18 | 4,634 | 0.39% |
| 二勝クラス | 10 | 2,344 | 0.43% |
| 三勝クラス | 15 | 1,067 | 1.41% |
| OP・L(除重賞) | 5 | 842 | 0.59% |
| 重賞 | 4 | 695 | 0.58% |
最も確率が高いのは三勝クラスのレースである。1.41%で万馬券が出るなら、単勝回収率は100%を超えている。ハンデ戦などがある関係かなぁとは思うが、細かい理由はのちのち具体的なレース検討で明らかになるだろう。
次に高いのが未勝利戦。たぶん、芝で好成績の未勝利馬がダート替わりして1.4倍くらいの支持を集めて馬券外に吹き飛ぶみたいなケースが多いのかなと想像する。筆者は未勝利戦が好きである。特にダートの、400倍くらいの馬が無名の騎手を乗せて、直線で大きく離されてえっちらおっちら走っているのが好きである。
次に高いのは新馬戦だが、これは予想が難しい割に1%を割っているから、検討から外すこととする。
以上から、とりあえず未勝利戦と三勝クラスに絞ってやっていく。
三勝クラスの検討は後回しにして、一旦大好きな未勝利戦に限定してやっていく。休日に早起きして、未勝利戦を見ながらコーヒーを飲むなんていいじゃないか。
過去10年で出現した単勝万馬券は292回で、そのうち107回(全体の36%)が未勝利戦である。
10年の全レース数が約34500回で未勝利戦は11100回(全体の32%)くらいなので、やはり施行回数の割に単勝万馬券が若干多い計算になる。
次は競馬場で絞ろうかなとちまちまデータを集めているうちに、重大な事実に気が付いた。競馬場によってフルゲート頭数が違うという事実である。
フルゲート頭数が16頭のコースの方が、フルゲート頭数が12頭のコースより単勝万馬券は出やすいに決まっている。出走頭数が多くなればオッズが上がりやすいからである。いくら単勝万馬券を探しているからといって、じゃあ出走頭数が多いレースを買えばいいですよというのはあまりに退屈すぎる。こっちが求めてるのは出走頭数に関係なく「荒れやすい」コースである。確かに、いかに荒れやすくても出走頭数が少なければ単勝万馬券は出ないが、それは実際に土曜の朝にnetkeibaでオッズを確認すればいい話であって、事前に絞るのは違う。
そもそも競馬場だと、一応福島競馬場が統計的に荒れやすいことは確認したが、じゃあ福島開催以外の日は指くわえてBS11眺めるのか?いや毎週買いたいよ(反語)という話になる。そこで、距離と出走頭数に着目することとした。
まず、芝とダートで分けた。障害競走は除いた。
次に、距離別に過去10年の施行回数と単勝万馬券出現数を出した。(時間がかかった)
これで単勝万馬券の出現確率を求めることができるが、これではフルゲート数を考慮できていない。そこで、各距離の過去100レースの出走頭数のデータを集め(時間がかかった)、出走頭数が多いほど値が低くなる指数を作った。(出走頭数が多ければ単勝万馬券は出やすいのだから、この点を割り引く必要があるため)これを距離指数とよぶ。指数が大きいほどその距離は荒れやすい。
距離指数の計算式
期待値(分母): 平均頭数 $n$ から組み合わせ数 $C = n(n-1)(n-2)$ を算出。全データにおける「1通りあたりの万馬券発生率(定数)」を求め、各距離の期待値を計算。
実績値(分子): 万馬券数 $\div$ 施行回数。
距離指数: 実績値/期待値。
距離別に出現確率や距離指数をまとめた表が以下の通り。
よいものを太字に、すごいものを青字にした。
| 馬場 | 距離 | 万馬券出現回数 | 施行回数 | 出現確率 | 平均出走頭数 | 距離指数 |
| 芝 | 2400 | 3 | 141 | 2.13 | 13.88 | 2.65 |
| 芝 | 2200 | 3 | 188 | 1.60 | 15.06 | 1.55 |
| 芝 | 2000 | 13 | 1183 | 1.10 | 14 | 1.33 |
| 芝 | 1800 | 7 | 1021 | 0.69 | 13.59 | 0.91 |
| 芝 | 1600 | 7 | 873 | 0.80 | 15.01 | 0.79 |
| 芝 | 1400 | 4 | 439 | 0.91 | 15.98 | 0.74 |
| 芝 | 1200 | 5 | 903 | 0.55 | 15.45 | 0.5 |
| ダート | 2100 | 5 | 124 | 4.03 | 14.9 | 4.04 |
| ダート | 1900 | 2 | 127 | 1.57 | 12.87 | 2.47 |
| ダート | 1800 | 18 | 2013 | 0.89 | 13.59 | 1.19 |
| ダート | 1700 | 11 | 862 | 1.28 | 14.22 | 1.48 |
| ダート | 1600 | 4 | 408 | 0.98 | 15.01 | 0.96 |
| ダート | 1400 | 11 | 1008 | 1.09 | 14.99 | 1.08 |
| ダート | 1300 | 3 | 132 | 2.27 | 15.8 | 1.9 |
| ダート | 1200 | 8 | 1341 | 0.60 | 15.39 | 0.54 |
| ダート | 1000 | 3 | 316 | 0.95 | 12.56 | 1.61 |
距離指数の大きい順に並び変えてみる。
| 馬場 | 距離 | 万馬券出現回数 | 施行回数 | 出現確率 | 平均出走頭数 | 距離指数 |
| ダート | 2100 | 5 | 124 | 4.03 | 14.9 | 4.04 |
| 芝 | 2400 | 3 | 141 | 2.13 | 13.88 | 2.65 |
| ダート | 1900 | 2 | 127 | 1.57 | 12.87 | 2.47 |
| ダート | 1300 | 3 | 132 | 2.27 | 15.8 | 1.9 |
| ダート | 1000 | 3 | 316 | 0.95 | 12.56 | 1.61 |
| 芝 | 2200 | 3 | 188 | 1.60 | 15.06 | 1.55 |
| ダート | 1700 | 11 | 862 | 1.28 | 14.22 | 1.48 |
| 芝 | 2000 | 13 | 1183 | 1.10 | 14 | 1.33 |
| ダート | 1800 | 18 | 2013 | 0.89 | 13.59 | 1.19 |
| ダート | 1400 | 11 | 1008 | 1.09 | 14.99 | 1.08 |
| ダート | 1600 | 4 | 408 | 0.98 | 15.01 | 0.96 |
| 芝 | 1800 | 7 | 1021 | 0.69 | 13.59 | 0.91 |
| 芝 | 1600 | 7 | 873 | 0.80 | 15.01 | 0.79 |
| 芝 | 1400 | 4 | 439 | 0.91 | 15.98 | 0.74 |
| ダート | 1200 | 8 | 1341 | 0.60 | 15.39 | 0.54 |
| 芝 | 1200 | 5 | 903 | 0.55 | 15.45 | 0.5 |
どうだろうか。距離指数を導入した意味がほとんどなく、出現確率で充分だった。一応、ダート1000mが出現確率の割に荒れやすいことが分かったことが収穫か。
表の「施行回数」列で一目瞭然のように、施行回数が少ないレアなコースで万馬券が出やすいことが分かった。ほとんどの馬が距離変更になるので予想が難しいのだろうか。
上から芝2000までで、過去10年の万馬券出現数は43回。2026年も4回くらいはこの中から出るだろう。必見。
じゃあどの馬を買えばいいんだ、というのは別の話。明日から頑張る。