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豊予海峡ルートの話題(2023年3月・4月)


3月22日 OABの知事候補対談で、豊予ルートの話題


安達氏「豊予海峡プロジェクトをなぜ進めようとお考えになるのですか」

佐藤氏の回答


すぐにできないかもしれないが未来の子どもたちへのプレゼント

いまの現役世代の未来の子どもたちに対するプレゼントとして

ぜひこういう取り組みを進めていきたいと考えています

8年間かけて調査をして豊予海峡は14kmですが

トンネル 橋 コストと便益はどれぐらいあるかをずっと調査してきた

コストベネフィット分析で非常に効率が良い

ベネフィットが大きいということがわかってきて

それをもとにシンポジウムを大分だけでなく東京でもやり

国のプロジェクトとしてやってもらわないといけないので

政策決定をする霞ヶ関や国会議員の方々にたくさん来てもらい聞いて頂いた

当初に比べこのプロジェクトの重要性に対する関心と認識が

飛躍的に高まったと思っているので

今度はそういう認識をさらに広めて そして対岸の四国の人たちも

非常に関心を持ってくれているが その人たちも巻き込んで取り組みをしたい



4月9日 大分県知事選に佐藤樹一郎元大分市長が当選


統一地方選・前半戦として9日に投開票された大分県知事選は、元大分市長で豊予海峡ルートを推進してきた佐藤樹一郎氏が当選した。20時時点で当選確実を決めた。

今回の大分県知事選は、5期務めた広瀬勝貞氏の引退に伴い、20年ぶりの新人同士の争いとなった。佐藤氏の当選に伴い、大分県知事のポストは平松守彦・広瀬勝貞両氏から引き続き、元経産官僚が務めることとなった。(筆者も経済産業省に入れば良かった。)

開票結果は以下の通り。


佐藤 樹一郎 271,400


安達 澄 202,623 


これまで熱烈に豊予海峡ルートを推し進めてきた佐藤樹一郎氏。

今後の動向に(一部界隈の)注目が集まる。


佐藤氏は大分市長に当選後、直ちに豊予海峡ルート推進のポストを企画部に設置した。県でも同様のポスト設置がなされるのではないか、と筆者は予想する。

ぜひ有識者会議に出席させて欲しい、というのは冗談である。筆者は無識者に過ぎない。



4月9日 大分県議会議員選挙・大分選挙区で共産・堤栄三氏が当選


(執筆中)



4月11日 佐藤新知事、豊予海峡ルート「自信持ち進める」


9日に投開票された大分県知事選で当選した佐藤樹一郎氏のインタビューが、大分合同新聞11日朝刊に掲載された。

見出しでは、広瀬県政の掲げた「健康寿命」「障害者雇用率」「子育て満足度」の「三つの日本一」路線を継承する旨を示した。一方で、中見出しでは次の文字が踊った。


豊予海峡ルート「自信持ち進める」


記事本文では、インタビュアーからの豊予海峡ルートについての質問に対し、佐藤氏は次の旨を回答した。

すなわち、国交省や民間団体、愛媛県との連携を県知事の立場から行い「自信を持って進める」ということであった。


選挙戦でも微かに争点となった豊予海峡ルート。

県知事となった後も、佐藤氏は従来の主張を継続していくことが明らかになった。

【総目次】豊予海峡ルートの話題

豊予海峡ルートに関する話題の目次です。

 

2022年(令和4年)

豊予海峡ルートの話題(2022年6月)

6月1日 四国新幹線期成会が駅候補地を提示、豊予海峡ルートについて若干の言及

6月13日 明石海峡大橋の世界一陥落を受け、豊予架橋がTwitterで話題に

6月14日 先月30日のシンポ動画が大分市公式からyoutubeで公開

6月14日 豊後水道で地震、昨年9月振り

6月17日 【大分市議会】帆秋議員が豊予海峡ルートについて質問

6月22日 参院選公示、大分選挙区は過去最多6名が立候補

6月28日 大分高専で豊予海峡ルート出前講座開催

豊予海峡ルートの話題(2022年7月)

7月10日 参院選投開票、自民党圧勝 

7月14日 愛媛・大分首長サミットが大分で開催

7月25日 堤栄三大分県議、演説で豊予ルート批判

豊予海峡ルートの話題(2022年8月)

8月25日 佐藤大分市長、旧統一教会との関連を釈明

8月30日 仲道としひさ大分市議、豊予ルートを説明

豊予海峡ルートの話題(2022年9月)

9月15日 小嶋県議が豊予海峡ルートについて質問

9月23日 西九州新幹線、長崎まで部分開通

9月27日 大分市が5月東京シンポの報告書を公開

豊予海峡ルートの話題(2022年10月)

10月4日 広瀬知事、次の知事選への不出馬を表明

10月13日 堤栄三県議、決算委で豊予ルートを批判

10月13日、14日 大分市が豊予ルートの勉強会を開催

10月14日 九州地方整備局が竹田阿蘇道路の着工を発表

豊予海峡ルートの話題(2022年11月)

11月2日 議連「全国新幹線ネットワーク整備財源を考える会」が発足

11月8日 佐藤大分市長らが霞ヶ関で陳情巡り

豊予海峡ルートの話題(2022年12月〜2023年2月)

12月24日 窪田参院議員、九四フェリーに乗船

 

2023年(令和5年)

1月3日 大分朝日放送が豊予海峡の高島を特集

1月12日 豊予海峡に「橋を架けて欲しい」2600余件のいいね

1月14日 佐藤氏、豊予ルートは「進めるべきプロジェクト」

1月20日 堤県議、豊予ルートを批判

1月22日 堤県議、豊予ルートを批判(2)

2月2日 別府・松山、観光交流協定を締結

 

 

豊予海峡ルートと中央構造線・前編(地震リスク、大分市見解の問題点)

九州・大分県と四国・愛媛県を結ぶ豊予海峡ルート構想について、安全性の面で批判がある。

その最たるものが、活断層の「中央構造線」が近接している旨の批判である。以下は大分県議会議員・堤栄三氏の批判である。度々引用し申し訳ないが、鋭い指摘ゆえに今後も引用させていただく。

 

つつみ 栄三 @eizout1125

大分市郊外の団地で宣伝が終わると、ずっと聞いていた23歳の青年が「リーフレットにある豊予海峡ルートってなんですか?」と質問。「何兆円かかるかわからない無駄な大型事業の典型で、活断層が横を通っており、大変危険なものだよ」と説明。「そうですか頑張って下さい」と激励。

 

(大日本百科全書「中央構造線」より)

中央構造線と豊予海峡ルートは上図のように非常に近接しており、確かに、危険に思える。

では、この批判は妥当なのか?本稿ではこの点について考えていきたい。

結論からいえば、大分市の説明不足である。

 

・中央構造線とはなにか?

中央構造線とは、日本最長の活断層帯である。西日本を紀伊半島―四国―九州と通っている。

このうち豊予海峡付近では、海峡最狭部から北西に2キロほどの場所を通過すると考えられている。


地震予知連絡会会報 第20巻(19788月) 5-2 「速吸瀬戸の海底地形、地質構造」海上保安庁水路部 より


活断層ということで地震が発生し、残念ながら豊予海峡周辺も例外ではない。歴史が残る時代でも、1596年に豊後で、1649年に伊予灘で、ともにマグニチュード7クラスの地震が発生したと考えられている。

 

実際、地震調査研究推進本部の「中央構造線断層帯(金剛山地東縁―伊予灘)の長期評価(一部改訂)」は次のように評価している。

「石鎚山脈北縁西部の川上断層から伊予灘の佐田岬北西沖に至る区間が活動すると、 マグニチュード8.0 程度もしくはそれ以上の地震が発生すると推定され、その際に2 -3m程度の右横ずれが生じる可能性がある」

「石鎚山脈北縁西部の川上断層から伊予灘の佐田岬北西沖に至る区間は、今後30年の間に地震が発生する可能性が、我が国の主な活断層の中ではやや高いグループに属することになる」

 

・伊方原発訴訟

中央構造線の地震リスクについては、伊方原発問題が非常に参考になる。

 


伊方原発は、豊予海峡ルートの要である佐田岬半島に位置する。豊予海峡ルートは原発事故発生時に半島住民の避難経路となりうるので、伊方町はその点を強調して豊予海峡ルートを支持している。

そんな豊予海峡ルートと密接に関連する伊方原発では、地震リスクを巡って訴訟が繰り返されてきた。

 

1973年(昭和48年)8月、伊方原発1号機の周辺住民35人が、設置許可処分の取り消しを求めて松山地方裁判所に訴えを提起した。これを1号機訴訟という。これは原告の敗訴で終わった。

問題なのは2号機訴訟である。これは1号機訴訟の一審棄却直後19786月に、住民33人が2号機増設許可取り消しを提訴したものである。

重要なのは、裁判中の1996年に新たな科学的知見として、中央構造線が最大マグニチュード7.6の巨大地震を生じる可能性があると判明したことである。

松山地裁は2000年、国の設置許可に違法性はないものとした上で、原告側が「国の見落とし」を指摘していた活断層の評価について「結果的に誤りであった」と、同様の訴訟では初めて国の安全審査の問題点に言及した。一方で、原子力発電所自体の安全性については「兵庫県南部地震(阪神大震災)を踏まえ、同海域の断層を考慮した解析でも、原子炉には安全性があることが認められる」とした。

 

補足:伊方原発の建設当初は、断層と地震の関連メカニズムについて解明されていなかった。

 

・大分市の見解

伊方原発訴訟で明らかとなった中央構造線の地震リスクについて、大分市はどのように考えるか。平成30年(2018年)110日の新春記者会見において、次のようなやりとりがあったので引用する。(リンク)なお、太字は引用者による。

〜〜〜〜〜

記者

先日、日本最大の断層帯の中央構造線がつながっているという話が出ましたが、安全性の確保についてはいかがですか。

市長

昨年度の調査(引用者註・2016年度調査)のときに改めてそこのチェックもしました。今さまざまな、 例えば橋、トンネル、地下道などが整備されていますが、それらと比較をして、特段このルートが危険であるということではないと。同じように整備されているものと同等の注意はしないといけないと思いますが、中央構造線が通ってるからといって、特段このプロジェクトを中止しなければならないほどの危険性があるものではないという評価をいただいていますので、それを前提に考えていきたいと思います。

〜〜〜〜〜

大分市の見解は「中央構造線の存在は、豊予海峡ルートにとって致命的なリスクではない」というものであった。

この考えは、どんな根拠に由来するのだろうか?

 

・大分市見解の問題点

佐藤市長が語る「昨年度の調査」は、「大分市豊予海峡ルート調査業務【20162021年度調査】」の「§2.路線選定―5.活断層の位置と影響について」を指すと考えられる。まずはその全文を引用したい。

 

地球規模で見ると日本は地震の集中地帯に位置するため、多くの活断層が集中しており、その中で鉄道や道路等の交通基盤の整備が行われている。四国では、中央構造線断層帯の直上に徳島自動車道や松山自動車道が建設され、他の地域でも活断層に並行、直交して鉄道や道路が建設されている。

平成7年には、山陽新幹線や建設中の明石大橋と並行する六甲・淡路島断層帯が阪神淡路大震災を、平成 28年には、九州新幹線や九州縦貫道と並行する布田川・日奈久断層が熊本地震を引き起こしたが、いずれの新幹線や高速道路も被災後復旧している。

豊予海峡ルートの北側およそ5~10kmの位置に長大な活断層帯(中央構造線断層帯)が存在する。M8.0程度かそれ以上の地震が、ほぼ0~0.3%の確率で発生することが予想されている。これまでの大震災の被災状況や活断層からの離隔の程度から、豊予海峡ルートは他の交通基盤と同条件と考えられる。

 

筆者の卓越した国語力を活かして、要旨を以下にまとめる。

1段落:他の場所でも、活断層の地震リスクに目をつぶって道路を作っている。

2段落:被災しても、復旧するので問題ない。

3段落:豊予海峡ルートにも地震リスクは存在するが、他の場所も同じだから問題ない。

 

正直言って、これを読んで納得する市民は一人もいないだろう。

なぜなら、市民が一番気になる豊予海峡ルート特有の問題について、全く触れていないからだ。

 

普通の高速道路・鉄道と異なる、豊予海峡ルート特有の問題とは何か?

それは「海上区間があること」である。

 

大分市の行なった説明は、例えば

「伊方原発には地震リスクがあるが、他の火力発電所や風力発電所にも地震リスクがあるので問題ない」

というようなおかしなものである。

違う違う、そうじゃ、そうじゃない。市民が気になっているのは「原子力発電所」の地震リスクである。原発特有のリスクとその対策について説明するか、または他の原発の地震リスクについて比較しなければならない。

これと同様に、豊予海峡ルートについて市民が気になっているのは「海上区間」の地震リスクである。「海上区間」特有のリスクとその対策について説明するか、または他の「海上区間」を持つルートのリスクについて比較しなければならない。

 

佐藤市長は引用した会見で各地の「橋、トンネル、地下道」との比較を行なった旨説明しているが、実際にはそれらは原則「陸上」のものとの比較であった。

豊予海峡ルートの話題(2022年12月〜2023年2月)

12月・1月分はそもそもネタがなかったり、少しあるネタも少々触れづらかったり、更新が滞っていました。ゆるしてください。

 

目次

12月24日 窪田参院議員、九四フェリーに乗船

1月3日 大分朝日放送が豊予海峡の高島を特集

1月12日 豊予海峡に「橋を架けて欲しい」2600余件のいいね

1月14日 佐藤氏、豊予ルートは「進めるべきプロジェクト」

1月20日 堤県議、豊予ルートを批判

1月22日 堤県議、豊予ルートを批判(2)

2月2日 別府・松山、観光交流協定を締結

 

12月24日 窪田参院議員、九四フェリーに乗船


公明党の窪田哲也参院議員が24日、Twitterを更新した。(リンク

 

公明党 参議院議員 窪田哲也 @Kubota_Tetsuya1

愛媛でのご挨拶回りを終え、24日午後、三崎(愛媛)―佐賀関(大分)を結ぶ「九四国道フェリー」に乗船。70分で大分へ。この豊予海峡を、海底トンネルや架橋で結ぶ構想は、西瀬戸地域全体の発展を支えるとともに、豊かな国土づくりへ向けたビッグプロジェクト。夢の実現を、力強く後押しして参ります!

 

窪田哲也氏は比例区選出の参議院議員。公明党。20227月に初当選し、1期目。愛媛県出身だが、大学卒業後は九州で活動をしており、202110月の衆議院議員選挙には比例九州ブロックから出馬している。その際は惜しくも落選。

2022年5月の東京シンポジウムには出席していなかった。

2022年11月、九州国道協会の公明党への陳情についてツイートしていた。(リンク

挨拶回りの移動ですら「点数稼ぎ」に利用する効率の良さを見せつけた。

「夢の実現を、力強く後押しして参ります!」の言葉を信じたい。

 

1月3日 大分朝日放送が豊予海峡の高島を特集


OAB大分朝日放送は1月3日の15時半から新春特別番組「テレメンタリー2023「孤島は小さな宝箱〜外来生物・クリハラリスを追って〜」」を放送した。30分。

クリハラリスは高島に人為的に持ち込まれた外来生物。

なおこの番組は1月28日にテレビ朝日でも放送された。

また、好評ということで、OABで2月23日に再放送されることが決まった。

 

・高島

大分市佐賀関の関崎から約3.5km沖合に浮かぶ離島。豊予海峡に立地し、愛媛県の佐田岬からは約8.5kmある。



豊予海峡の途中にあることから豊予海峡ルートと関連するように一見思える。しかし、実際には関崎―佐田岬の最短ルートから若干外れているため、トンネル案・橋梁案ともにこの島は無視されている。



無人島だが、夏場はキャンプ場が賑わう。

綾辻行人のデビュー作『十角館の殺人』の舞台となったS半島J崎沖にある角島は、この島がモデルであるとされる。

「亀山随筆」に「佐賀関と伊予国佐田ノ岬との間,およそ七里なり,その間に高島と云ものあり。島の高さ十間許にして,めぐり一里余あり。人家あることなし。是則佐加の管内なり」とある(太宰管内志)。

 

1月12日 豊予海峡に「橋を架けて欲しい」2600余件のいいね


豊予海峡ルートを題材とするツイートが話題となった。(リンク

 

ムハンマド@石油王同好会™  @mhmd_oilmagnate

橋を架けて欲しいといえば間違いなくこことここ。

 

ツイートでは淡路島と和歌山県の間の紀淡海峡(友ヶ島水道とも)における架橋に加え、豊予海峡への架橋も取り上げられた。このツイートは反響を呼び、2023年2月21日時点で799件のリツイート、2674件の「いいね」がなされており、表示回数は21.6万件となっている。

反応としても概して好意的なものが多い。

一方で、中央構造線直上であることへの懸念も一定数見られた。

 

1月14日 佐藤氏、豊予ルートは「進めるべきプロジェクト」


大分県知事選を前に、立候補予定者が政策を語るオープンミーティングが大分市中央町のソレイユであった。安達澄参院議員と、豊予海峡ルートでおなじみ佐藤樹一郎大分市長がそれぞれの主張を行なった。

佐藤市長は豊予海峡ルート構想の推進について「人口を増やすためにも、将来に向けて進めるべきプロジェクト」と答えた。

ミーティングは立憲民主党県連が主催。県知事選は3月23日告示、4月9日投開票。

 

・佐藤樹一郎大分市長と豊予海峡ルート

そもそも豊予海峡ルートは2003年に1期目の広瀬知事が断念し、以来10年ほど何の動きもなかった。

そんな中、2015年に大分市長に初当選した佐藤氏は、突如豊予海峡ルートを推進するポストを設置し、調査費に1000万円を計上した。以来毎年調査は続けられ、その成果は大分市ホームページで公表されている。(リンク

この姿勢に鑑みるに、佐藤氏の豊予海峡ルートに賭ける熱意は尋常ではないと推察される。当然に、県知事になってもその姿勢は変わらないだろう。

 

1月20日 堤県議、豊予ルートを批判


堤栄三県議は20日、Twitterを更新した。

 

つつみ 栄三 @eizout1125

大分市郊外の団地で宣伝が終わると、ずっと聞いていた23歳の青年が「リーフレットにある豊予海峡ルートってなんですか?」と質問。「何兆円かかるかわからない無駄な大型事業の典型で、活断層が横を通っており、大変危険なものだよ」と説明。「そうですか頑張って下さい」と激励。

 

1月22日 堤県議、豊予ルートを批判(2)


堤栄三県議は22日、Twitterを再度更新した。

 

つつみ 栄三 @eizout1125

大分市内のつどい。豊予海峡ルート構想では、国も進めていないのに大分市が進めるのはなぜ?共産党の支持をどうやって増やしていけばいいんだろう?県議選は大激戦支持を広げよう!などの疑問や意見が出されました。集いで膝を突き合わせての話し合いはいですね。皆さんもぜひ。

 

・堤栄三大分県議と豊予海峡ルート

堤氏は佐藤市長と同じく当ブログではおなじみの、豊予海峡ルート批判論者。

直近では2022年10月13日に、豊予海峡ルートや東九州新幹線のシンポジウムが推進派ばかりで公平でないと指摘している。

堤県議の豊予海峡ルート批判は遥か1999年にまで遡れ、当時の平松知事の推進策を批判している。

 

2月2日 別府・松山、観光交流協定を締結

 

別府温泉・道後温泉という有名温泉地を抱える大分県別府市・愛媛県松山市は2日、協力して両市の魅力を国内外に発信する観光交流都市協定を結んだ。期間は2025年度末まで。2025年の大阪・関西万博を見据えてPR活動に協力する。

 

注目すべきは、長野別府市長の発言だ。「将来的には、道後・別府温泉を巡る周遊プランの提案や・・・(以下略)」。これは明確に両市間の観光客の往来を狙った考え方である。

これを機に愛媛県・大分県が単なる「隣同士」でなく、実際に二県を渡り歩くことが可能だという距離感に縮まれば、地元受益の観点から豊予海峡ルート推進の機運も高まる可能性がある。

 

別府温泉と道後温泉の関係は歴史的にも深い。

「伊予国風土記」逸文によれば、道後温泉は別府温泉から地下水道で湯を引いてきたものだという。この逸文は温泉地の関係としても面白いが、古代における伊予と豊後の距離感がわかる史料としても面白い。『愛媛県史』に「中央との交流でなく、九州との関係に成る点は注目してよかろう。伊予から西方を向いている伝承は珍しい」とある通りである。

豊予海峡ルートの話題(2022年11月)

 2日 議連「全国新幹線ネットワーク整備財源を考える会」が発足

8日 佐藤大分市長らが霞ヶ関で陳情巡り

 



2日 議連「全国新幹線ネットワーク整備財源を考える会」が発足

〜〜〜〜〜(朝日新聞113日朝刊)〜〜〜〜

自民党の議員連盟「全国新幹線ネットワーク整備財源を考える会」が2日、発足した。現在、建設が予定されている整備新幹線の区間に加え、四国や山陰など全国に新幹線網を広げるための財源を議論し、推進をめざすとしている。

会長には山本有二氏(比例四国ブロック)が就いた。会合には20人ほどの議員が集まったという。

現在、着工中の北海道新幹線の札幌延伸では、事業費の上ぶれが懸念され、今後新たな財源の確保が必要になる可能性が高い。こうした着工区間に加え、北陸や西九州の未着工区間についても必要な事業費を示したうえで、財源の確保を国に求めていくという。

さらに山本氏は国が1973年に決めた「基本計画路線」も議論の対象になるとの認識を示した。基本計画路線には、四国など計11路線が位置づけられているが実現のめどは立っていない。(松本真弥)

〜〜〜〜〜

一応書いておくと、「豊予海峡ルート」(新幹線案)は「四国新幹線」に含まれる。この報道の表記を見ても、次の新幹線は四国で当確のように思える。先ずは松山まで伸ばしてもらい、そこからなんとか九州・大分に繋げたい。

山本有二氏は比例四国ブロック選出の衆議院議員。自民党。11期目。高知県出身。

2022530日の豊予海峡ルートシンポジウムには来席せず。まあ、高知の人だからね。

 

8日 佐藤大分市長らが霞ヶ関で陳情巡り

〜〜〜〜〜(窪田哲也参院議員の118日のツイート)〜〜〜〜〜

九州国道協会の佐藤樹一郎会長(大分市長)と坂井英隆(佐賀市長)、下鶴隆央(鹿児島市長)両副会長が8日、議員会館を訪れ、石井幹事長に道路整備に関する要望書を手渡しました。ミッシングリンクの早期解消や暫定二車線の四車線化、豊予海峡ルートの実現へ、予算確保をめざします!

#公明党

#窪田哲也

〜〜〜〜〜

写真では佐藤市長が会長として要望書を手渡している。

九州国道協会は昭和373月に発足。

国道をはじめとする道路整備促進や道路愛護心の涵養を図ることを目的に、国等へ要望活動を行っている、らしい。(大分市HPより)

「石井幹事長」とは公明党の石井啓一衆院議員のこと。国土交通大臣のポストは2004年から民主党政権時代を除いてずっと公明党が独占しており、石井幹事長も2015年から19年まで務めていた。そういう理由で陳情したのだろう。

窪田哲也氏は比例区選出の参議院議員。公明党。20227月に初当選し、1期目。愛媛県出身だが、大学卒業後は九州で活動をしており、202110月の衆議院議員選挙には比例九州ブロックから出馬している。その際は惜しくも落選。

〜〜〜〜〜(大分合同新聞119日)〜〜〜〜〜

九州各県202の市町村でつくる九州国道協会(会長・佐藤樹一郎大分市長)は8日、東京霞が関の関係省庁を回り、道路整備推進や財源確保について要望活動をした。

国土交通省では藤井直樹事務次官を訪れた。要望内容は▽南海トラフ巨大地震など大規模自然災害に備えた高規格道路の整備促進▽暫定2車線の4車線化早期実現▽防災・減災、国土強靱化のための5カ年加速化対策の例年以上の財源確保―など。

佐藤会長は「道路網の整備は災害対応と合わせ、産業や観光にも重要な役割を果たす。事務次官からは財源の確保をはじめ、しっかり進めていくという答えを頂いた」と話した。

都内のホテルで総決起大会も開いた。

〜〜〜〜〜

 

【編集後記】

・卒論完成しました。視界良好。

・大分県知事選は候補者が乱立しています。来月中にはある程度の見通しが立つと思われますので、来月の記事にまとめます。

旧佐賀関町地名総覧 大字・小字

 佐賀関町は筆者の父系の故郷であり、相応に思い入れがある。

地名研究のことはじめとして、『大分百科事典』(大分放送、1980年)所収「大分県地名総覧」から地名総覧を引用する。精度は不明だが、不勉強の筆者には何も分からないのでそのまま載せることとする。

地元の方などで、地名の由来や場所・その他何らかの情報をお持ちの場合は、当ページのコメント欄やTwitterアカウントtumu66まで情報をお寄せください。

以下、引用。


〜〜〜〜〜


・この地名総覧は、県下全市町村から資料の提供を受け作成したもので、呼び方も各市町村に照会した結果によった。

・地名は住所表示に用いられている町名、大字、小字を網羅したほか、通称として用いられている旧小字名も()をつけて載せた。

・市町村・大字名の配列は五十音順とした。

・大字名・地区名は太字を用いた。

 

一尺屋 いっしゃくや

中尾 なかお

吉ノ上 よしのうえ

(田の浦東) たのうらひがし

東請 ひがしうけ

塩矢倉 しおやぐら

(田の浦西) たのうらにし

東請 ひがしうけ

塩矢倉 しおやぐら

(中江川) なかえがわ

(江川) えがわ

江川 えがわ

(下河原) しもかわら

瓦崎 かわらざき

江川 えがわ

(中上) なかうえ

(中下) なかした

(西上) にしうえ

(西下) にしした

(東上) ひがしうえ

(東下) ひがしした

下浦 したうら

宮ノ上 みやのうえ

(笠方) かさがた

前田 まえだ

(早出) はいで

摺木 するぎ

(浜方) はまがた

摺木 するぎ

 

大平 おおひら

(大平) おおひら

由ヶ迫 よしがさこ

西谷西 にしたににし

西谷東 にしたにひがし

東谷西 ひがしたににし

東谷東 ひがしたにひがし

東谷浜ノ上 ひがしたにはまのうえ

井ノ迫 いのさこ

長迫 ながさこ

古幸谷西 こっこうだににし

古幸谷東 こっこうだにひがし

浦迫 うらさこ

 

木佐上 きさがみ

大原 おおはる

赤井 あかい

長石 なげいし

中尾 なかお

市野々 いちのの

青石 あおいし

宮園 みやぞの

玉来 たまらい

(木佐上一)

西桜 にしざくら

東桜 ひがしざくら

永田 ながた

(木佐上二)

那智椰 なちなぎ

五反田 ごたんだ

(木佐上三)

笹原 ささはる

岩ノ下 いわのした

久田 きゅうでん

西田 にしだ

(木佐上四)

前田 まえだ

松迫 まつさこ

園田 そのだ

轟 とどろき

松尾 まつお

小舞 こまい

大舞 おおまい

岩屋 いわや

(木佐上五)

岡 おか

原 はる

溝淵 みぞぶち

宝蔵寺 ほうぞうじ

正迫 じょうさこ

峰崎 みねざき

 

神崎 こうざき

(小猫) こねこ

天ヶ原 あまがはら

来ル島 くるしま

小猫 こねこ

地蔵田 じぞうでん

古川 ふるかわ

牛踏 うしふみ

半ヶ本 はんがもど

(駅区) えきく

森 もり

中山 なかやま

八反 はったん

集 あつまり

関田 せきだ

(中区) なかく

大竜寺 だいりゅうじ

寺畑 てらはた

(東上) ひがしかみ

浄願寺 じょうがんじ

猪ノ谷 いのたに

(東下) ひがししも

鶴畑 つるはた

(河内) かわち

河内 かわち

(湊) みなと

湊 みなと

(中の原) なかのはる

前原 さきばる

落水 おちみず

二タ又 ふたまた

平保原 へぼわら

 

志生木 しゅうき

尾鍵山 おかぎやま

十谷 じゅうたに

渡戸 わたのど

中川内 なかごうち

中谷 なかたに

阿曽田 あそだ

大谷 おおたに

道畑 どうはた

山田 やまだ

宮川内 みやごうち

葛根迫 かねざこ

(志生木一)

西岡 にしおか

寺ノ下 てらのした

中須賀 なかすか

浜田 はまだ

浜辺西 はまべにし

(志生木二)

山崎 やまさき

江ノ脇 えのわき

柿ノ木 かきのき

中村西 なかむらにし

中村 なかむら

竹ノ内 たけのうち

(志生木三)

鍵山 かぎやま

長田 ながた

菅迫 すがさこ

松迫 まつさこ

田久保 たくぼ

堤迫 つつみさこ

(小志生木) こじゅうき

坂本 さかもと

山口 やまぐち

東山口 ひがしやまぐち

南山口 みなみやまぐち

(辛幸) からこう

小辛幸 こからこう

辛幸 からこう

 

白木 しらき

(秋ノ江) あきのえ

(汐見) しおみ

秋ノ江 あきのえ

(白木浜) しらきはま

岩屋 いわや

(白木奥) しらきおく

本谷 ほんたに

(玉井) たまい

玉井 たまい

(室生) むろう

室生 むろう

 

関 せき

日向泊 ひゅうがどまり

広浦 ひろうら

(古宮) ふるみや

(古宮社宅) ふるみやしゃたく

臼手 うすで

園 その

太田 おおた

(金山) かなやま

太田 おおた

園 その

臼手 うすで

金山 かなやま

(田尻) たじり

山田 やまだ

(上浦) かみうら

(御幸) みゆき

(鮮浜) なばま

(黒砂) いさご

(真砂) まさご

上浦町 かみうらまち

(西町) にしまち

西町 にしまち

(東町) ひがしまち

東町 ひがしまち

(須賀) すか

須賀 すか

(藤生社宅) ふじゅうしゃたく

(山ノ上) やまのうえ

藤生 ふじゅう

(福水) ふくみず

福水 ふくみず

(大黒) おおぐろ

大黒 おおぐろ

(小黒) こぐろ

小黒 こぐろ

(幸ノ浦) こうのうら

堀尻 ほりじり

影ヶ浦 かげがうら

潮礁 しおべ

幸 こう

(田中一) たなか

(田中二)

(田中三)

浦 うら

浦河内 うらかわち

 

馬場 ばば

東通 ひがしどうり

横枕 よこまくら

井手流 いでりゅう

中山 なかやま

東迫 ひがしさこ

東一丁田 ひがしいっちょうでん

天神原 てんじんばる

永井尻 ながいじり

土穴 つちあな

長田 ながた

下馬場 しもばば

猪迫 いのさこ

中原 なかばる