その3では「佐賀関山地」「樅木山地」「九六位山地」の使い方について試案を示した。
その4では、筆者十年来の懸案を解き明かしたいと思う。
これは坂ノ市駅から南を撮った写真だ。駅前の道路(大分r504)は綺麗に南北に沿っているので、この写真は真南を撮ったものである。
奥に山々が写っている。
この山々は、それぞれ何?というのが今回の主題である。
小学生の頃よく由布岳や久住の登山をしたため、身近な山が気になっていた。
写真の右の山は左の山より手前にあるように見える。そこで、幼い自分は地図と見比べ、右は(大分)姫岳、左は白山かなと考えていた。
結論から言えば、これが正解だった。
景色について調べるときに便利なのが、地理院地図の3Dサービスである。これを使うと、以下のような画像を作れた。
目で見える景色より全体的に詰まって見えるのが難点である。今回は送電線を頼りに山を特定した。
坂ノ市小・中学校の校歌にも歌われる「白山」は案外のっぺりした山だった。
形としては姫岳の方が映えるが、近くにあるから大きく見えるだけで、白山より140mほど標高は低い。
ちなみに、大分県にはもっと有名な「姫岳」がある。臼杵・津久見市境に。だから、坂ノ市の姫岳を指すには「大分姫岳」と言ったほうが良い。
佐賀関山地の山々にもいずれ登ってみたい。分水嶺の山々は林道が整備されており、筆者も中学生時代にママチャリで登ったことがあるくらいだ。(それゆえ、登山家には人気がない。)
しかし、分水嶺から外れた姫岳は、他のブログをみる限り結構大変らしい。冬場がいいなぁ。
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