10日 参院選投開票、自民党圧勝
14日 愛媛・大分首長サミットが大分で開催
25日 堤栄三大分県議、演説で豊予ルート批判
10日 参院選投開票、自民党圧勝
10日に行われた参議院選挙で、自民党は改選単独過半数となる63議席を獲得し圧勝した。特に、勝敗を左右する全国32の一人区のうち、28選挙区で自民党が勝利した。
大分選挙区は2016年、2019年と野党系候補が2連勝していたが、今回は自民党新人の古庄氏に軍配が上がった。愛媛選挙区は自民党現職の山本氏が野党系候補を退けた。
現在の両県選出の国会議員を次の図に整理した。
大分県は衆議院に4名(比例復活1含む)、参議院に2名を送っている。一方、愛媛県は衆議院に5名(比例復活1含む)、参議院に2名を送っている。
両県合計で13名。今回の選挙で自民党の議席が1増え、8議席となった。
比例復活を除いた自民の占有率は8/11=72%となる。
※次回衆院選で愛媛県の選挙区数は1減されることに留意されたい。
14日 愛媛・大分首長サミットが大分で開催
(2022.9.15追記記事)
(この記事は大分合同新聞に詳細がありますが、デジタルだけで月額3500円は高すぎるので現時点では契約していません。来年4月に契約する予定なので、その際に追記します。)
(2022.9.16追記)卒論のついでに国会図書館で写してきました
14日の午後2時からレンブラントホテル大分にて、令和4年度愛媛・大分交流市町村連絡会議首長サミット(第2回)が開催された。大分・愛媛両県からそれぞれ9市町村が参加し、新型コロナ対策や圏域としての施策について分科会が開かれた。
詳細について、大分市の記者発表PDFから引用する。
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愛媛県と大分県の自治体間の新たな交流の枠組みとして「愛媛・大分交流市町村連絡 会議」を令和2年5月に結成し、各地域の特性を活かした事業を検討・実施することで、 活力ある魅力的な圏域の形成を図っています。
今回、令和2年度開催(WEB会議)に引き続き、下記のとおり愛媛県側・大分県側 それぞれの首長が一堂に会し、自治体における課題の共有や解決に向けた取組事例の紹 介等、圏域のさらなる交流発展のための議論を行います。
(中略)
参加自治体
【愛媛県】八幡浜市(副会長市)、宇和島市、大洲市、西予市、内子町、 伊方町、松野町、鬼北町、愛南町
【大分県】大分市(会長市)、別府市、佐伯市、臼杵市、津久見市、 竹田市、豊後大野市、由布市、日出町
参加計 18自治体(12市 6町)
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6月の大分市議会において、伊藤企画部長はこの首長サミットにおいて豊予海峡ルートの議論を行うとしていた。
大分合同新聞7月16日より引用〜〜〜〜〜
圏域で経済・観光支援 大分、愛媛 首長サミット
大分市や宇和島市など大分、愛媛両県18市町のトップが参加する「首長サミット」が14日、大分市内のホテルであった。新型コロナウイルス対策や交流人口の拡大について議論した。
18市町でつくる「愛媛・大分交流市町村連絡会議」の取り組み。昨年に続き2回目。初めて対面形式で開いた。佐藤樹一郎市長が「コロナ対策をしながら、やれることをやっていくのが国の方針。交流をすすめていきましょう」とあいさつ。広瀬勝貞知事がビデオメッセージを寄せた。
本年度は▽地域おこし協力隊の交流▽両県の郷土料理を学校給食で提供▽専用サイトを使った相互観光促進ーなどに取り組むことを決めた。各市町の観光地を巡るスタンプラリーも実施する。分科会では「新型コロナ対策」「交流人口拡大」「圏域外から人を呼び込む施策」をテーマに非公開で協議した。
アフターコロナを見据えた経済・観光支援を圏域で実施することを確認。首長からは「ワクチンの接種体制や個人情報の取り扱いなど国のやり方を検証すべき」「会合がなくなり地域が疲弊した。どうすべきか」などの意見が出た。
連絡会議は複数のフェリー航路で結ばれた両県の連携を深める目的で2020年に発足した。(安里茉冬)
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また、開催前日13日の記事も部分引用。
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6月30日の定例会見で、大分市の佐藤樹一郎市長は「歴史的にもつながりの深い地域で、高流を深めていきたい。両県を結ぶ豊予海峡ルート構想の機運も高めていく」と話した。
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25日 堤栄三大分県議、演説で豊予ルート批判
共産党所属の大分県議会議員堤栄三氏が街頭演説(いわゆる“辻立ち“)を行い、豊予海峡ルートへの反対を訴えた。以下に氏のツイートを掲載。なお太字は管理人による。
つつみ栄三@eizout1125
地元中津留交差点。曇りながら暑かったですね。広瀬県政に対して「豊予海峡ルート構想、補助金付の大企業誘致など真正面から批判し、県民の暮らし応援の予算へと求める唯一の議席」と熱く訴えました。これまでもコロナ対策や県営住宅営繕、日本製鉄ばいじん問題など対策を取らせてきたことも報告。
https://twitter.com/eizout1125/status/1551353150195777537?s=20&t=--jZg_vtMry_ppIZiMNmmw
ユーザIDがメールアドレスみたいなセンスであることはさておき、広瀬県政の一丁目一番地に「豊予海峡ルート」を指摘している。大分県は東九州新幹線の方を推しているはずだが……。
堤氏は1956年竹田市生れ。1999年に県議に初当選し、落選を挟んで現在5期目。大分市選挙区選出。共産党議員団の団長であり、土木建築委員会で活動している。(全てhttp://www.jcp-oitakengidan.comによる。)
堤氏は令和4年の第1回定例会(定例会は年に4回ある)で以下のように豊予海峡ルートを批判している。
「また、豊予海峡ルート構想は全く動きがなく、負担金のみ支出している事業です。夢のために灯は消さないなどという幻想はやめて、期成会からの脱退をすべきです。」
令和4年度の大分県の請求予算には企画振興課の「東九州新幹線推進事業」1800千円(180万円)しか見えないが、おそらく豊予海峡関連の期成会に一応県も支出を続けている現状があるのだと思われる。(どの項目に分類されるのか無知蒙昧な管理人には分からず。)その点について批判したのだと思われる。
一方で東九州新幹線については、並行在来線問題等を指摘し、新幹線のデメリットやリスクも県民に説明すべきだとする非常に建設的な指摘を行っていることから、案外乗り気なのかもしれない。
※管理人は大分市議会や県議会の議事録を漁り理解に努めているところです。不勉強は今後補っていきます。卒論優先なので半年ほど待ってください。
【参考:2022年7月現在の大分県議会】
【編集後記】
・今月は関連の話題が2件しか見当たらなかった。先月が豊作だったのだろうと思う。これら以外にネタがありましたらコメントをお願いします。
・6月末で閉会した市議会の議事録がまだアップされなくて困っています。
・就活がほぼ決まりました。大分で暮らせます。もう東京は嫌です。
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