なりたいんですよね、馬主。
そういうわけで、まずは一口馬主から始めました。「馬主の道も一口から」ということです。
◯クラブ選び
一口馬主というのは、競走馬を数十人〜数百人で共有することで馬主気分を味わおうという庶民の嗜みのことです。厳密にはファンドへの出資であって馬主ではないとか言う輩もいますけど、出資は出資ですからいいんです。自己満足です。
そんな一口馬主のクラブ選びですが、僕はDMMバヌーシーにしました。馬主は正式には「うまぬし」と読むんですけど、そんな些末なことは気にしないのがいいですね。
理由は簡潔明瞭で、入会金が無くて会費が安いからです。
現在大学生のワテクシはバイトをしておらず、親の脛を齧り倒しつつ、過去のバイト貯金を切り崩して生活している有様です。大金の出資はしたくないんですよね。
あと、別に一口馬主で儲けようともしていないんです。出資馬の成長を見守り、レースを観に行き、記念に馬券を買ったり写真を撮ったりしたい、運が良ければ口取りに参加してみたい、という感じです。
ですから、とにかく少額で「出資」することが僕にとっては重要だったワケです。
そこで白羽の矢が立ったのがDMMバヌーシー。いかにも僕みたいな客をターゲットにしてそうなので癪でしたが、とにかく安いし、勝負服のデザインも好みなので決めました。
入会金無料のクラブには他に広尾サラブレッド倶楽部(バスラットレオンなど)があるんですけど、勝負服ダサいからやめました。
◯馬選び
次は馬選びです。DMMは原則2000口、高額馬は4000口ということでまぁ手頃なんですけど、初期費用は2万円くらいをみていたので、全部買えるわけではありません。
そんな中、DMMが衝撃的なキャンペーンを発表をしました。「ラヴズオンリーユーに感謝する」ということで、「セレクトセールの購入馬は、落札額から最大2割引する」と言い出したのです。支離滅裂すぎる。
他のクラブが落札額に少し盛って募集する中で、この謎の割引!まぁ会員数が多いから会費でペイするんでしょうけど、ありがたいです。そういうわけで、折角だからセレクトセール落札馬から選ぼうということになりました。
初めはカンデラ21を考えていました。1万円強ですし、1月生まれでダービーも狙えそう。レイデオロ産駒、そして母父はトレンドのダイワメジャー。一択でしょ。
と思ってたんですね。まぁ今でも思ってますし、すぐ満口になったそうなので僕の目も悪くないなと思います。
ただ、この馬美浦所属なんですね。別に西高東低だからと言いたいわけではなく、レース観に行きづらいなと。僕はご存知の通り大分で一生暮らす気マンマンですから、できれば夏は小倉で走って欲しいなと。条件戦を阪神京都で走って欲しいなと。そういうことで、泣く泣く却下しました。
そこで、ヴィラ21にしました。
まずチンコがデカいことに目を奪われました。1歳そこらのクセに。
父はニューイヤーズデイというアメリカのBCジュヴェナイルを勝った馬です。産駒は総じて「誰が見ても分かるだろ」(景山和樹・ノーザンファームYearling厩舎長)というほどの短足・ダート向きらしいですが、この馬は案外芝向きのスラッとした馬とのこと。二刀流できるんじゃないでしょうか。
母父ディープもいいですね。4月末生まれと遅めですし、適正も「もってマイル」とのことですから、クラシックは無縁でしょうね。ただ米国血統、BCジュヴェナイルを勝った父の息子ですから早熟でしょう。早めに勝ち上がって、末永い活躍を見せて欲しいと思います。
落札額は2008万円、そこから約1割引の1800万円を2000口で分割して一口当たり9000円!しかも4050円はキャッシュバックされますから、初期費用は実質4950円でした。この安さも決め手でした。
半兄ルークズネスト(父モーリス)はファルコンSを勝っています。兄貴を見習って頑張って欲しいな〜と思います。いつデビューするんでしょうね。名前は何になるんでしょう。楽しみが溢れます。
◯馬主への道
元々DMMは元が取りにくい(回収率が低い)ようですから、今後も一世代に一口にしておきます。
ある程度歳をとって余裕が出てきたらオーストラリアの共有、もっと余裕が出てきたら(年収要件をクリアしたら)地方共有にゆっくりステップアップしていければなぁと思います。
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