2022年9月29日木曜日

【JpnⅡ】船橋競馬に行ってきた【日本テレビ盃】

全場制覇チャレンジ22.09.28

【中央】

札幌/函館/福島/新潟/東京/中山/中京/京都/阪神/小倉

【地方】

帯広/門別/盛岡/水沢/浦和/船橋←NEW/大井/川崎/金沢/笠松/名古屋/園田/姫路/高知/佐賀

 

大分の話ばかりしている筆者ではありますが、実は東京に住んでいます。

大学生活は東京で謳歌したのです。なおコロナ

そういうわけで、東京競馬場には足繁く通いましたし、中山にも2回ほど行きました。

が、南関競馬には行ったことがなかったんですね。ダートに興味が出てきたのが最近なもので。

で、次の春には大分に帰ると。じゃあ、今のうちに南関競馬を制覇しておかなくては!

そういうわけで、同郷の友人を誘って、差し当たり船橋競馬に行ってきました。

 

友人が夕方頃行くというので、筆者も昼過ぎまでのんびりしていました。そんなに混んでねえだろと。しかし、筆者は関東を侮っていました。16時過ぎに着いたら既に大盛況。先着順に貰えるサコッシュは既になくなっていました。もちろん指定席も売り切れ。くぅ

 

船橋競馬場は20229月現在改装工事中で、場内は非常に狭くなっています。友人と合流する前に、一人でパドックで勝負服撮影。實川純一騎手(實=実)の勝負服がカッコよかったですね。最近、襷+袖輪がカッコいいなと思います。

 

友人と合流し、飲んじゃいます。肴は老舗の焼き鳥屋「田久保」さんのハツ・軟骨・タン・豚串。客が多いことと回転が悪いことが重なり30分並ばさせられましたが、上等な味でした。段ボールのトレイをくれて嬉しかったです。

 

さて、日本テレビ盃まで暇なので船橋競馬について紹介します。船橋競馬の面白い特徴は、オートレースとの関連が深い点です。「競馬場の開設時にはレースコースの内部に800メートルのオートレース用ダートトラックを併設しており、当所は日本最初のオートレースが開催された発祥の地にあたる」そうです。(ニコニコ大百科より)入場門の近くに1号車のモニュメントがありました。こういうモニュメント大好きですね。オートにあまり興味がないことが悔やまれます。

船橋オートレース場は2016年に惜しくも廃止されましたが、場外車券売場が競輪場外とともに船橋競馬場の駐車場に開設されています。船橋市には中山競馬場もあることを考えると、公営ギャンブルに非常に恵まれた土地であることが分かります。一般の船橋市民にそんなこと言ったら嫌な顔をされそうですね。

 

また、船橋競馬は「強い船橋」と呼ばれ続けていると自称しています。規模と比較すると騎手層が厚く、森泰斗や仲野光馬など名手もいます。Wikiには「南関東4場の中でも「船橋所属」の騎手は(各場の勝ち頭クラスの騎手でない限り)一つ格上として見られることが多い。」とありますが、まぁそのくらい「強い船橋」だということです。

さらに、日本のホースマンの始祖とされる函館大経の函館一族の者が調教師として在籍する全国唯一の競馬場であり、凾館一昭調教師が在籍しているそうです。第1回東京優駿の優勝騎手である函館孫作も戦後、この競馬場に厩舎を置いていたそう。

函館一族が初耳すぎてなんのこっちゃなのですが、函館大経さんという明治時代の方が馬術振興を頑張って、その門下生が日本競馬界にいっぱいいるそうです。その中で函館姓を名乗るのは凾館一昭調教師だけということです。本当は凾館師の管理馬を応援したいところでしたが、この日は出走無し。地方競馬の調教師事情には疎いですが、あまり管理馬も多くないようです。

 

10レース・ベゴニアスプリントでは7人気22.9倍のトーケンマッキーが勝利。なんと友人がこれの単勝を500円握っていやがり、見事に万馬券となりました。あ〜うぜ〜!!!という気持ちを押し殺しつつ「やるじゃん!」というのが競馬ファンのマナーです。降着にならねえかなぁ

 

なんてやっていたらメインレース、JpnⅡ日本テレビ盃が近づいてきました。日本テレビ盃は1954年から続く伝統ある競走で、秋の本番を見据えて有力馬が出てくる、砂の毎日王冠的なレースです。一着馬にはJBCクラシックへの優先出走権が付与されるRoad to JBC指定競争でもあります。

僕の本命は3ノットゥルノ。金子真人と心中。あと笹川翼を信じてジュランビルも買いました。

 

レースは1フルデプスリーダーがゲートで暴れて競争除外。某掲示板には武史が鞍上で淫語を囁いたからだとか書かれてましたが、まぁ無事そうで何よりです。

予定より遅れてスタート。3ノットゥルノは前々の競馬で4コーナー一杯。目も当てられない。今日は差し馬が届くんよ。見事に差し切りが決まり、9フィールドセンスが地元馬として久しぶりの勝利となりました。クソォ

 

レース後にはインタビューと表彰式がありました。藤岡佑介似の本橋騎手が長い表彰式を終えファンにも対応していましたが、本橋騎手は12レースも騎乗がありました。武史の淫語のせいで発走が遅れてましたし、その上表彰式も非常に長かったので本橋は最終レースは切りだなと思っていると本当に10着でした。ボケ

 

同行した友人は地方競馬が初めてで、曰く「馬との距離が近く楽しい」とのこと。スタンドが完成すればかなり楽しいテーマパークになるんじゃないでしょうか。以上、船橋競馬観戦記でした。

 

 

余談1 千円サコッシュ

 

先着のサコッシュは貰えませんでしたが、抽選会でゲットできました。抽選会は1000円以上の船橋の馬券1枚ごとに1回ガラガラ回せるということで、意気揚々とノットゥルノ複勝を1000円買ったわけです。サコッシュに1000円払ったと思い込むことにしています。

 

余談2 勝負服

 


入場門に、船橋所属騎手の勝負服が飾ってありました。いつの日か筆者も自分の勝負服を飾ってみたいものです。しかしながら、袖の飾り方がなんか、肩をすくめているみたいでダサいなぁとも思いました。

この中では山中騎手のものがいっちゃんカッコいいです。

 

また、船橋競馬所属の山﨑誠士騎手は騎手服が赤一色でカッコいいです。貴族みたいですね。ゴドルフィンみたい。


また、大井所属の菅原涼太騎手は7枠ということもあり、オレンジの勝負服が映えていました。地方にしかない色ですからね。


余談3 馬主

筆者は人混みが嫌いで、それもあって地元大分に帰るわけです。焼き鳥屋の長蛇の列に並んでると、来賓席?馬主席?から誰かが見下してやがりました。いいなあ。そっちになりてえよ、と思いました。


余談4 ナイター競馬撮影

初めてナイター競馬を撮ったんですけど、やっぱ暗すぎますね。シャッタースピードは最低限1/800を確保して、Fは全開となるとISOは3200でも全然暗いです。

パドック撮影に専念した方が良さげかもしれませんね。

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