2016年5月27日金曜日

別大国道夜景


別大国道
30秒 f/22 ISO125 露出-1
明るさ上昇 コントラスト上昇 赤色彩度上昇
場所:後述、うみたまご前歩道橋


大分県の観光の主力は、もちろん別府温泉である。
その知名度は日本全国に留まらず、海外にも『Beppu』の名前は届いている。
一方人口はといえば12万と、ちょっとした地方都市程度である。
さらに近年は商店街のシャッター通り化も進み、観光以外の面では
イマイチな都市でもある。

そんな観光地の東に位置するのが、県庁所在地・大分市である。
大分市は人口47万を抱えている大分県を代表する都市であり
近年は駅ビルの開業・美術館『OPAM』の開業と活気に溢れているが
『大分』自体の知名度はまったくパッとしない。

そんな対称的な、ライバル?のような2大都市を結ぶのが、
東九州の大動脈・国道10号である。
この区間は特に『別大国道』と呼ばれ、『別府大分毎日マラソン』で有名だ。
かつてはここに『別大電車』と呼ばれる私鉄も通っていた。

そんな別大国道はやはり2大都市を結ぶだけあって交通量が凄まじい。
なにしろ『別大電車』廃止の理由は『交通量の増加』であり、
経営自体は末期まで黒字であったのだ。
需要は今でも高まり続けている。


5月12日の暮れ方、僕は自転車で必死に別府方面へ、別大国道を爆走していた。
目的は、別大国道の夜景撮影。
どこから撮ろうかと迷いながら風を切っていると、
ちょうどよさ気な建築物が目に入ってきた。

うみたまごと高崎山は、そこそこの知名度があるだろう。
その2施設は別大国道を挟んで対面しており、
今回僕が行ったのは、その施設間の往来も兼ねた歩道橋である。

三脚を設置し、陽が暮れるのを待つ。
大分県は東側なので、夕焼けを拝める場所が数少ないのが残念だ…。
そんなことを考えていると、遠く別府市街で、別府タワーが光りだした。


場所:上に同じ


場所:西大分、かんたん公園


これからも、様々な夜景を撮っていきます。

FIN

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