2015年2月28日土曜日

平成26年度冬の青春18第3回『海辺の山奥、三角線』

☆第3回概要…

…秘境の旅人tumu66の次の行き先は熊本県は宇土半島を走るJR九州のローカル線『三角線』。
いかに大分から熊本へ行くのが大変か、にも注目して御覧ください。(笑

※今回から書き方を昔のモノに戻しました。セリフ形式です。


12月30日
06:00 坂ノ市駅

( ^ω^)「さて、今日も早朝から元気よく行きましょうか!」

( ^ω^)「お、やっぱ年末だから大きな手荷物の人が大勢いるね」

(;^ω^)「そんな中僕は何をしているのやら…w」

06:15 坂ノ市駅 発

08:18 中津駅 着

( ^ω^)「おー寒い寒い、冬将軍って感じだ。」

( ^ω^)「ありゃ?いつもは鋼鉄415系なのに今日は1500番台だ。」

( ^ω^)「初めて乗るなぁ。」

08:24 中津駅 発


09:30 西小倉駅 着

( ^ω^)「さて、今から進路を西に転換!」

( ^ω^)「荒尾行きの快速で鹿児島本線を下るぞ!」

( ^ω^)「お、5番線に撮り鉄がいる。」

( ^ω^)「貨物ターミナルに近いからか…羨ましいもんですな。」

09:43 西小倉駅 発


12:03 荒尾駅 着

(  -ω-)「2時間半の連続乗車は疲れるね…鹿児島本線長い…」

(;^ω^)「だけど大分から熊本へ行くにはこれが一番早いんだよね」

( ^ω^)「豊肥本線とはなんだったのか」

もちろん特急では豊肥本線のほうが大分-熊本間、早いです。

列車の接続が悪すぎるだけなのです。

( ^ω^)「そういえば快速くまもとライナー、3月のダイヤ改正で廃止だったよね。」

( ^ω^)「お、随分見慣れた顔が来たぞw」

Σ(; ゚Д゚)「こいつがくまもとライナーだったのか!知らなかった。」

(;^ω^)「1日の中で大分車と熊本車の815系に乗るとは…たまげたなぁ。」

(;^ω^)「と思いきやNO09編成だから大分車?ありゃ?まあいいや」

12:06 荒尾駅 発


12:46 熊本駅 着

( ^ω^)「熊本って都会だなぁ!駅舎でかいなぁ!」

(;^ω^)「それにしても、キャンペーンでの妖怪ウォッチ攻勢が凄まじいw毛馬本駅ってw」

(;^ω^)「しかもそれに応戦するくまモンとで、駅舎内はキャラクターばっかりだけどw」

くまモン「うちのシマに何してくれとんのじゃ」

ジバニャン「ヨーデルヨーデルヨーデルヨーデルwwwww」

( ^ω^)「さて、三角線のホームは…」

(;^ω^)「奥の鹿児島本線とかと比べて、かなり遠い所にあるんだね」

(;^ω^)「やっぱり、オマケ程度の存在なのかな。さて、乗ろう。」

Σ(; ゚Д゚)「人が多い!」

13:30 熊本駅 発


(;^ω^)「結局有明海側は座れなかった…」

( ^ω^)「でも、田園風景も素敵だね!青い空、碧の森、黄の田んぼ!」

( ^ω^)「日本の原風景だね。」



(;^ω^)「A列車で行こうとすれ違ったけど…」

(;^ω^)「乗客が居なかったんだけど…」

(;^ω^)「回送だよね…?」

14:23 三角駅 着

( ^ω^)「これにて三角線完乗!」

( ^ω^)「終着駅だけど、案外立派じゃん!」

( ^ω^)「午後の太陽が眩しいね」

( ^ω^)「三角って変な地名だなぁと思ってたけどきちんと由来があるんだなぁ。」

( ^ω^)「いつも思ってるけど地名って転じすぎでしょ。」

( ^ω^)「駅舎は洋風で、素敵だな」

( ^ω^)「てっぺんには十字架もあるし、なんだか長崎みたいなものだね。天主堂?」

( ^ω^)「カステラカラーだしw」

一通り散策

( ^ω^)「やっぱ、天草への玄関口っていう印象が強いね。港町というかなんというか。」

( ^ω^)「さて、乗ってきた列車に乗ろう。今度はキハ40のほうにに乗ろうかな。」

14:46 三角駅 発


( ^ω^)「良い街だったな、三角。今度天草と一緒に訪れたいね。」

( ^ω^)「この金額表示器がまた良い雰囲気だね。」

( ^ω^)「おっと、次で降りなきゃ。」

14:57 赤瀬駅 着

( ^ω^)「本日一つ目は赤瀬駅!」

( ^ω^)「サンキューキハ31」

( ^ω^)「山奥って感じで、緑が鮮やかだね。」

( ^ω^)「静かな駅だな。駅舎は無くて古ぼけた待合だけが存在感を放つね。」

(  -ω-)「宗太郎駅もそうだけど、新しいホームが雰囲気を壊すね」

(  -ω-)「仕方のない事だけどね…。」

駅前を散策。

Σ(; ゚Д゚)「海だ!」

Σ(; ゚Д゚)「確かにさっき名所に『海水浴場』って書いてたけど…」

Σ(; ゚Д゚)「山奥かと思ったら…w」

(;^ω^)「道路を越えたらすぐそこじゃないか。」

(;^ω^)「というか坂がキツすぎですわ…。」

(;^ω^)「やっぱり書いてあった。」

(;^ω^)「随分シンプルな看板だよなw」

校内放送「…列車が通過します…黄色い線の…」

Σ(; ゚Д゚)「えっなんだそれは(困惑)」

Σ(; ゚Д゚)「今の時間帯列車無いはずなんだけどなぁ?」

(;^ω^)「なんだ、さっきすれ違ったA列車か。」

(;^ω^)「乗客からは凄い目で見られたけど…w」

( ^ω^)「椅子がカラフルで良いね!」

( ^ω^)「お、駅ノートがあるじゃないか。」

( ^ω^)「どれどれ、一筆…。」

( ^ω^)「『もう一つ先の駅が見たいので…』」

( ^ω^)「昔の18きっぷのポスター、確かこんな構図だったよね!」

( ^ω^)「『もう一つ先の駅が見たい』…良いキャッチフレーズだねぇ!」

( ^ω^)「さて、迎えが来たようだ。」

( ^ω^)「さらば、赤瀬駅。」

15:31 赤瀬駅 発

15:33 石打ダム駅 着

( ^ω^)「本日2つ目にしてラストは石打ダム駅!」

( ^ω^)「不思議な名前の駅だなぁ。」

(;^ω^)「これは…ユニークな絵だな…。」

(;^ω^)「僕の使ってる英語の教科書に似てるな…」

参考:
 

( ^ω^)「時間も少し下がってきて、そろそろ黄昏刻かな。」

( ^ω^)「暖かい駅だ。」

( ^ω^)「さっきの赤瀬駅もそうだけど、割と列車本数あるんだね。」

( ^ω^)「1本/時はあるし、なかなか恵まれてるね。」

( ^ω^)「そういえばさっきだって乗客多かったし、割と利用客は多いのか。」

( ^ω^)「おお、良い景色だ。色が、とても鮮やかだ。」

( ^ω^)「太陽光が鋭いなぁ」

( ^ω^)「しかし、おかしいな。ダムらしきものが全然見当たらない。」

( ^ω^)「お、立派な石碑が。」

( ^ω^)「ふむ、地図を見た限りダムはもっと奥にあるようだね。」

( ^ω^)「周辺に民家は少ないし…何のためにあるのだろう。」

( ^ω^)「この駅舎、不思議な形だな。」

( ^ω^)「あ、ダムってことか!ダムに見立ててるんだ、なるほど!」

( ^ω^)「なかなか良いデザインだね。」

( ^ω^)「穏やかな雰囲気だね。」

( ^ω^)「周りに民家はほぼ無いし…。なんとものんびりとした午後の空気だね。」

( ^ω^)「さて、帰るか(6時間以上かかります)」

( ^ω^)「サンキュー三角線!」

-END-



オマケ

熊本駅付近で目撃したFGT
アイアンマンカラーとしか言い様が無い。

竹田駅にて。
疲れた…。

2015年2月27日金曜日

日常撮影(H27/01/24)

日時:平成27年1月24日
場所:坂ノ市-幸崎 R197バイパス陸橋奥。

2015年初撮影は、いつもの陸橋奥にて。
同業者のおじさんと共に。

-815系NO18編成-
ややタイミングがズレた。

-787系BO109編成-
黒いフォルムがカッコ良い。

-415系FO107編成-
結構上出来だと思う。
昼間の415系運用嬉しいねぇ。

-4075レ EF81-501号機-
コンテナの積載率が…(察し)
4075レの特徴である黄タンコが見えないのがこの撮影地の悪いところかな。
青空に青釜が映えてました。

END

【道路報告書】大分県道715号木田神崎線/点線進軍編

令和4年追記
この記事を書いたのは、私が中学二年生の頃になります。「ドライブ&ツーリングのネタ帳ORRの道路調査報告書」様の形式をモロパクリしていたり、所々青い部分が見え大変恥ずかしいですが、そこらへんの情状を酌量して読んでくださると幸いです。

【道路報告書】大分県道715号木田神崎線/点線進軍編

第3話/全3話

平成27年1月31日実施

大分県道715号木田神崎線/戸保ノ木編
通行止看板を合法的に無視して入った大分県道715号木田神崎線。道中にある様々なアトラクションに翻弄された我々は、1人の老人に出会う。彼はこの秘境・戸保ノ木集落で何をしているのか。
そして、集落の先にある圧倒的な点線県道ぶりとは如何に。ご覧あれ。

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 老人の後を追って遂に念願叶い突入した戸保ノ木集落。出会った彼は、ここにほぼ毎日通い農業を営んでいるという。かといってこの集落出身とかそういう訳では無いらしいが、一緒に農業をしている彼の友人がこの集落の出身だそう。
彼らにとって我々の存在は喜ばしいものであるらしく、ぜひこの廃村を活性化してくれと頼まれてしまった。

 ともかくそんな誰一人住んでいない戸保ノ木集落。お婆さんが昔1人住んでいたが、今ではもう居ないそうだ。あるものは廃墟のみ。
そんな中、僕の友人である福水君があるものを発見した。錆びたスピーカだ。
防災無線とかが好きな(僕にはよく解らない…)彼は早速この集落出身の山中さん(仮)に質問する。
「なぜ、こんな場所にスピーカがあるのですか?」
山中さんからは、なんともジブリ的な世界観の答えが返って来た。

 「この村にはこの家しか電話がなかったから、街の人がここの住人に電話したい時はまずこの家に電話を掛ける。電話がある家の住人はこのスピーカを使って電話を掛けられた住人を呼び出すんだ。このスピーカは、その為にあったんだよ。」


なんとものどかな風景が脳裏に浮かぶ。
その後通り雨が降ってきたので少し軒先で休ませてもらい、おじさんから色々な話を聞かされた。
木佐上の小学校まで毎日歩いた、今の世の中自給自足が大切だ、農薬が、等など。
大変ためになる話を聞かさせて頂いた。
 雨も止み、陽が少し差してきた。我々が大分県道715号木田神崎線の奥へ進もうとすると、おじさんが声をかけてくれた。
「こっから先、自動車やバイクは厳しいけど自転車ならギリギリ行けるから頑張ってね!」
そうなのだ、我々は戸保ノ木に来ていたのではない。戸保ノ木はあくまで通過点、農業に感慨を受けている場合じゃない。





道路的な見地で見ると、戸保ノ木集落は障害だ。どこぞのサイトでは『戸保ノ木大障害』として紹介されている通り、道に大きくはみ出した軒先が輝く。果たしてこれは現役県道なのだろうか。道交法とはなんなのだろうか。

  しかし、まだ大分県道715号木田神崎線の真骨頂、点線区間は始まってすらいないのだ。
戸保ノ木集落を抜け穏やかな坂を登っていると、突如全身に来る衝撃。
一体何が起こったのか。
ただ、簡易コンクリが無くなって岩がゴツゴツのダート道になっただけだった。なんだ、そんなことか。
噂には聞いていたがまさかマジもんのダートだとは思わなかった。これが大分県道だ。
ところどころに石もあり、走りづらい。
 悪路を越えて20分。もはやこの悪路に慣れはじめた頃、小さな橋が現れた。
谷を越えるこの橋は小さく、大型車がギリギリだ。幅もさることながら柵も無く、落ちたら10m下に真っ逆さまだ。さながら、それは沈下橋のよう。

やがて太陽が射し、道がアスファルトになる。片隅には佐賀関町時代のヘキサが放置され、脇には小さなダムが見えてくる。
下に降りるとそこはもう生活道路、もっと行くと高規格な神崎の幹線道路となる。
隧道あり、廃村あり、悪路あり、生活あり、幹線あり。
短いこの大分県道715号木田神崎線には、色々なモノが詰まっている。


-END-



第1話『入口編』→http://tumu6.blogspot…
第2話『戸保ノ木編』→http://tumu6.blogspot…

福水君のyoutubeチャンネル→https://www.youtube…
入口編関連動画→https://www.youtube…
戸保ノ木編・点線進軍編関連動画→https://www.youtube…
ちなみにメインで喋ってるのは福水君です。

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いかがでしたでしょうか。今後も大分県道715号木田神崎線を追って参りますのでよろしく。