2022年3月22日火曜日

彼女と福島記念を観に行った話

 お久しぶりです。最近はもっぱら公務員試験の勉強に忙殺されていますが、同時に競馬への熱情も高まっております。将来の夢は地方競馬の馬主になり重賞を勝つことです。

2021年の11月に、福島競馬場に彼女と行ってきました。今回はその話です。「どこかに旅行に行きたいな」と彼女が言いました。では福島に行こうと提案し、あからさまな競馬目当てに渋る彼女を説き伏せました。

初日は彼女サービスの日です。福島まで快適な新幹線で向かい、美味しい名物を食べ、美術館に行き、飯坂温泉に泊まりました。これはこれで楽しかったです。彼女と温泉街を散歩するなんて、最良のイベントの一つでしょう。

二日目がいよいよ『本番』です。僕としては、なんとか彼女に競馬を好きになってもらいたい。少なくとも好印象を持ってもらいたい、と願っていました。しかし、競馬場行きのバスの中は競馬新聞片手にブツブツ言うジジイばっかり。言わんこっちゃない。彼女ドン引き。万事休す。

と思いきや、案外競馬場には若いカップルもいるのでした。一安心です。福島競馬場はこぢんまりしていて、遠くには山並みが見えます。この日は晴れた競馬日和だったので、僕としても観ていて気持ち良かったです。

今日はともかく彼女に競馬を好きになってもらう日です。ですから、馬券は控えめに。一緒にパドックを観て、名前が可愛い馬や小さい馬に注目し、その子の応援馬券を一枚だけ買って楽しむ。JRAの妄想にしか存在しないような競馬ファンの行動をしました。それはそれで楽しかったです。

さて、メインレース。この日はローカルながら重賞・福島記念があり、地元の吹奏楽部がファンファーレ演奏に来ていました。人も少ないですから、ゴール前の最前列で観ることができました。

この頃には、『馬券は控えめに』なんて忘れて、2000円ほどぶち込みました。

本命はココロノトウダイ。東大生ですから。パンサラッサ?来んやろぉ......。

パンサラッサ独走。見事に外しました。彼女が隣にいることなんて忘れて、なかなかパンサラッサを捕まえきれない後続集団に「早く捕まえろ!!!」と叫んでいました。のちに彼女は「漫画みたいにこめかみに血管が浮いていた」と語っていました。

当時はパンサラッサが憎くてしょうがなかったです。しかし、その後パンサラッサが中山記念を逃げ切ると、「まぁ名馬を生で見れたから良かったかな」と思うようになりました。激チョロです。

さて、この日はこれで終わり、ではありません。阪神でGⅠエリザベス女王杯がありました。これは席で観ていたのですが、直線でアカイイトが抜け出してきた時は大声出してしまいました。買おうかと思ってたけど、福島記念の反省から買わなかった馬だったのです。

「彼女と僕の赤い糸」とか言って一枚買ってりゃ良かった〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!

とか言っていたら、実は2着に僕の本命ステラリアが入っていました。複勝500円を握っていたのですが、アカイイトが入ったおかげでステラリア複勝が6.5倍もつき、その日の負けを捲れたのでした。

余談ですが、この日以来、松山騎手が赤帽を被ったら馬券になるという神話が生まれました。ある程度の確からしさがありましたが、先日の落馬で入院中のようで心配です。

さらに余談ですが、エリザベス女王杯ではレイパパレが見事にぶっ飛びました。僕の友人がレース前日に送ってきたLINEのスクショで締めたいと思います。ありがとうございました。

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