【欧州新婚旅行】テムズとともに(2日目)

ホテル・レビュー


飛行機の疲れが蓄積していたのか、12時間爆睡しました。

先述したように、ホテルは大英博物館近くの『ベッドフォードホテル』に3泊します。では、恒例・ホテルレビュー、いってみよう!


いいところ

・サービスでアーリーチェックインしてくれた

・受付の人が気さく

・無料の給水機がある

・小型の扇風機がある

・ベッドの近くにUSBポートがある

無料の給水機は素晴らしいですよ。まぁ、ロンドンの水道水も飲めるっちゃ飲めるんでしょうが、硬水なのでお腹に悪いらしいです。

でも、ミネラルウォーターを買うのは勿体ない、という崇高な価値観を我々は有しているわけです。

このホテルには受付に給水機があったので、僕はペットボトルを携えて何回も補充しに行きました。受付の人、あの東洋人ケチだなぁと思ってたでしょうね。


扇風機は、洗濯物を乾かすのに役立ちました。今回の旅行では、毎晩洗濯しました。これについては、おいおい話します。


悪いところ

・2つあるエレベーターの1つが故障

・緊急車両の通行が多くうるさい

・レースカーテンがない

・エアコンがない

・隣の部屋とドアでつなげられるタイプの部屋で、隣の部屋の音がよく聞こえうるさい


エアコンがないことと緊急車両の通行が多いことはシナジーがありまして、窓を開ける必要があるのでよりうるさいんですよね。

まぁ、緊急車両が通るほどの大通りに面しているということで、便利ですから仕方ないです。


以上のように賛否両論ありますが、立地が素晴らしいので良いホテルだったと思います。

いや、でも、一泊3万円もした割には、普通のホテルだったかな~。立地代かな。



テムズとともに


さて、そんなホテルで睡眠をとって気力充分、早起きして街に繰り出しました。


最寄りの地下鉄駅まで歩きます。

ロンドンは自転車とバスが多い街です。自転車レーンが整備されていますし、どこを撮っても赤いロンドンバスが写ります。

写真を撮る旅行者には有り難いですね。


ロンドン交通局の地下鉄は距離不問で一回2.7ポンド=540円です。

旅先でケチケチするのは違うとは思いますけど、やっぱり高いです。

タッチ決済ができるのは素晴らしいけど、決済内容に問題がありますね。

今日は、まずロンドンの東部まで一気に行って、西に向かって散歩しようという魂胆です。

地下鉄Tower Hill駅に着きました。ロンドンでTowerといえば、まずロンドン塔ですね。

昔は監獄だったことで有名です。

今回は外観のみ見学しましたが、あんまりタワー感はなかったですね。

テムズ川の方に出ます。

遠くに見ゆるはもう一つのTower、タワーブリッジです。

船が通るときには橋が跳ね上がるようになっています。跳ね上がっている間にも陸上交通を阻害しないように、上に通路を設けたということです。


まぁ、正直、ひとつひとつの建物にテンションは上がるにせよ、あまり文字起こしするほどの感想はないです。

よく「世界史が得意なんだから、旅行が楽しいでしょう」と言われますが、知っていることと楽しむことには違いがあるように思います。


ただ、世界史を学んで獲得した意識として、大都市と河川の密接な関連に思いを馳せておけば、なんとなく「通」な感じがする、というのがあります。

水溜りのように浅はかではありますが、「通」ぶって、歴史になんとなくの思いを馳せながら、テムズ川のプロムナードを歩くのは、格別によいものでした。

そういう風に気分よく西に向かうと、橋が見えてきます。「落ちる」ことで世界的に著名なロンドン橋です。健在でした。

タワーブリッジは跳ね上げ式ですが、ロンドン橋はそうではない。つまり、大型船が入れるのはココまで、ということでしょうか。

ロンドン橋を渡ります。当然ですが、ロンドン橋を渡るということは、テムズ川を渡るということです。

テムズに沿って歩き、渡る。これも感慨深いものでした。

渡って、妻が激推しのバラマーケットに来ました。

多種多様な出店がありどれもおいしそうなのですが、如何せん高い!物価高!円安!

渋い顔をしながら、吟味の末にソーセージを食べました。こっちのソーセージは、日本のとはちょっと違います。妻曰く、肉!という感じではなく、練り物系、とのこと。

皮がパリッとしないんですよね。まぁ旨いんですけど。



イングランド銀行博物館




再びテムズを渡り、銀行博物館に来ました。

周囲は一層古めかしい建物が多く、東京の日本橋のようでした。

妻が、こんな貨幣オタク全開の博物館について来てくれるのは、金のインゴットに触れる体験ができるからです。

正直、それくらい日本でもできるだろうとは思ったのですが、余計なことは言わずに着いて来てもらいました。

金のインゴットに触れるということで、さすがにセキュリティチェックは厳重でした。

入ったら、真っ先に金塊コーナーに向かいます。

重い!11kgくらいあるそうです。

手触りは、なんか、想像通りでした。

普通の金属を触るのとあまり違いはないように思いました。

我が家には1gの金貨がありますが、いずれは延べ棒が欲しいなぁと思いました。


他の展示はなんとなくで眺めて、ミュージアムショップ。

グッズの他、イギリスの記念硬貨などを売っていました。

貨幣オタクですので、せっかくなので何か買って帰ろうかと思いました。しかし、貨幣オタクですので、家にはもう所狭しと貨幣が飾ってありますから、まぁいいやと買わずに帰りました。

限界効用が低いですからね。



二度目の大英博物館


前日には全部見切れなかったので、再びやって来ました、大英博物館。

英語名はBritish museumなのになぜ『大英』博物館というのだろうか、というような授業を大学で受けたことを思い出しました。なぜなのかは思い出せませんでした。


前日の反省を踏まえ、今日はバッチリ予約してあったので、堂々と正面玄関から入場しました。

いや〜〜〜、大英博物館にフラッと2回来れるなんて、贅沢の極みですね。妻が良い立地のホテルを探してくれたお陰です。


この日は、前日に探し出せなかった収蔵品の場所をネットで調べての訪問です。

最初からそうしとけよと思いますけど、これには理由があります。

館内マップを見れば分かるだろうと踏んでいたのですが、案外僕が見たいものが載ってないんですね。

僕がそんなに変なものを見たがっているとも思えないので、案外日本と英国で有名なものが違うのだろうかと思いました。

そんな、マップに載っていなかった有名収蔵品の一つが、この『ウルのスタンダード』です。

ウル、ご存知ですか?

ウル・ウルク・ラガシュ・ウンマ、なんて言って憶えますけど、世界初の都市文明を生み出したシュメール人の都市国家のひとつです。

そのウルの、スタンダード。スタンダードは『軍旗』です。


軍旗というので、てっきり布製、少なくとも平面だと思っていたら、なんとびっくり立体でした。資料集には前面の写真しか載っていなかったのかな〜

シュメール人については、民族系統も何も不明ですが、この図案から容貌を読み取ることができます。鼻が高いです。


シュメール人のその後について、東進の本に次のような記述があったのを憶えています。


シュメール人は消えていったのだが、消えていったとはどういうことか? 

他民族に絶滅させられたのか?動物に食べられてしまったのか? 

そうではない。シュメール人が消えるというのは、シュメール語を話す人がいなくなったということだ。

 

これは大変示唆的な話でした。言語や文化がシュメール人をシュメール人たらしめるのである、ということですね。ココだけ憶えてます。

これはもうちょっと有名な、古代エジプトの『死者の書』です。前日にかなり探したんですけど見つからず、端っこの方に飾ってありました。大英博物館に来る日本人は全員見たいと思うのですが……。感覚が違うのかなと思います。パピルス製ですね。


あんまり興味がないので、シュメールのように語ることはないです。

この部屋にはミイラもたくさん飾ってありましたが、あまり見応えはなかったです。でも、日本人には大人気のようです。

これは、イングランドのコーナーにあった、中世イングランドの金貨です。

展示の仕方がすごいですよね。

僕も家にニッケル貨幣を備蓄していますが、やっぱり卑金属と貴金属では煌めきが違います。この日はゴールドに魅了されっぱなしの日でした。


最後に、中央の天蓋の広場の真ん中にある部屋に入りました。ココには、在りし日の大英図書館閲覧室が保存されています。

カール・マルクスは、大英図書館の同じ席に毎日座り『資本論』を書き上げたのだ、と教わりました。

僕も真似して大分市立図書館の席に座って勉強しているのですが、それはともかく、それらしき展示もしてありました。博物館は基本的にガヤガヤしているのですが、図書室だけは防音が効いているのか静かだったのが印象的です。




最後に、ミュージアムショップに来ました。

旅行前に、うちの父が「お土産はロゼッタストーンでいいぞ!ガハハ」と激寒ジョークを飛ばしておりましたので、ロゼッタストーン関係のお土産を買うことにしました。

僕はマウスパッドがいいかなと思ったのですが、妻は承服しません。

なんでも、小さいものはロゼッタストーンの文字が潰れており、文字が潰れていてはロゼッタストーンではないと言うのです。

これには僕も唸りました。

この文字基準を基に探した結果、ロゼッタストーンのジクソーパズルに決まりました。

文字が明瞭どころか、文字を頼りにしないとパズルが完成しないので、シャンポリオン気分も味わえるというスグレモノです。

三週間の旅行の初っ端に、巨大なパズルの箱がスーツケースを占有することにはなりましたが、良い買い物になりました。


ちなみに、父にあげたところ「老い先短い人間にジクソーパズル!」と喜んでいました。


大英博物館の感想ですが、思ったほど楽しめなかったなと思いました。

それは、こちらの知識と感受性の不足に原因があります。

例えば、僕はこの先美術館を大いに楽しむことになるのですが、美術館、特に絵は、感覚だけでも結構楽しめるじゃないですか。

しかし、博物館は前提知識なく楽しむのは難しいのかなと思いました。知識を咀嚼するエンターテイメント施設かな、と。


僕は博物館大好き人間を勝手に自認していたので、博物館の中の博物館、大英博物館が消化不良なのは結構ショックでした。

が、まぁ、いずれまた来たときに楽しめるよう、知的に豊かな日々を送ろう、と前向きに捉えることができるのが、僕のいいところですね。




スーパー・ウェイトローズ


僕は今まで2回、海外一人旅をしたことがありますが、食事については何も覚えていません。生来偏食なもので、テキトーにマックやパン屋で済ませていたものと思われます。

が、今回は一人旅ではありません。料理大好き・家庭科の擬人化の妻がいます。

妻に連れられ、スーパーに入りました。一人では、入ろうという発想に至らなかったと思います。


妻の下調べは相当なもので、ホテルに近いスーパーを、そのランクまで調べてるんです。つまり、成城石井なのか、ピーコックなのか、ライフなのか。

ウェイトローズは成城石井です。妻曰く、「王室御用達」とのこと。

王室と小売業にいかなる関係があるのかは不明ですが、実際、清潔で良いスーパーでした。


そこで妻が啓示をくれたんですね。「カップ麺あるんじゃない?」と。

何を隠そう、僕はカップ麺が大好きです。ヤフー知恵袋に「カップ麺を毎日食べたいけど死にたくない、どうすれば良いか」と質問したことがあるくらい好きです。

しかし、海外でカップ麺が売っているという発想はなかったんですね。毎日適当にパン食って過ごすか〜と思っていた僕に、薔薇色の食生活が待ち構えていました。



早速探すと、あるじゃない!しかも日清!ウヒョ〜〜〜!

カップ麺はその後もしこたま食べたので、いずれ別記事にまとめます。



他には、スーパー内に『毎日寿司』という寿司屋さんがあったので食べました。

魚がサーモンしかないのは良いんですけど、こっちの人はどうしても巻寿司にアボカドを入れないと気が済まないようで、それは結構困りました。

が、美味しかったです。米ですからね。


あとは、どんな小さなスーパーにも必ずパンのコーナーがあり、一定の味が担保されているのが、流石に主食だなと思いました。


次回・ロンドン3日目 ナショナルギャラリーなど


0日目 出国編

1日目 大英帝国の風を感じて


3日目 4枚目のひまわり


犯人は二世帯住宅を知っていたか(世田谷一家事件考)

当ブログでは現在、世田谷一家殺害事件についての考察記事シリーズを鋭意準備中です。

が、準備に時間をかけていては、例の如く風呂敷を広げるだけで飽きかねないので、思いついたことは先に書いていこうと思います。

事件の概要についてはWikipediaを参照ください。



世田谷一家殺害事件が未解決事件となっている要因として、イレギュラーが多いということが挙げられます。

犯行の内容が異常なのは言うまでもありませんが、被害者一家についても、一般的な家庭とはイレギュラーな要素が散見されます。


これは悪い意味で言っているのではありません。

例えば

・立ち退きが進む住宅地で偶然最後の方に残っていたという地理的条件

・亡くなった母親が専業主婦やパートなどではなく、家で塾経営していたこと

・イギリス在住の姉夫婦が年末年始で帰ってきていたこと

などが挙げられます。

(警視庁HPより)

「一般的な家庭」とは幻であり、どこの家庭も多かれ少なかれ一般的ではない部分があるとは思いますが、こと被害者一家に関しては、一般的ではない部分が多いと感じています。


そのイレギュラーな条件として筆者が気になったのは、家が二世帯住宅であったこと。それもただ二つの家族が住んでいるのではなく、1つの建物を2区画に完全に分離した住宅であったことです。




国交省のデータによれば、二世代同居世帯の一般世帯総数に占める割合は1970年代からほぼ一定に2%で推移しています。

また、二世帯住居の中でも、2区画に完全分離するスタイル、これを完全分離型と言うそうですが、これは25%程度に過ぎません。

完全分離すると、トイレなど住宅設備が単純に倍必要になり建設費が嵩む、とのこと。

以上を単純に掛け算すると、ある建物が完全分離型二世帯住宅である確率は0.5%です。

これは、2000年当時でもあまり変わらない数値かなと思いますから、イレギュラーと言って良いと思います。


では、被害者住宅が完全分離型二世帯住宅であることの何が問題なのか。いや、問題とは言ってませんけど、何が引っ掛かるのか。

これを今から解説します。


次の写真は、件の住宅です。

完全分離型二世帯住宅ですから、あったりまえですけど、玄関が二つあります。

右の縦に細長い方が被害者宅側です。

では、仮定します。犯人が、事前に玄関を確認するなどして、この家が二世帯住宅である(この建物には家族4人以外に暮らしている人がいる)ことを知っていたとします。


犯人が包丁を持って家に来て、凶行に及びます。

男の子は絞殺とされているので分かりませんが、他の3人は、それはそれは大声で必死の抵抗をしたに決まっています。

他の家族に危難を伝える必要がありますし、壁を一枚隔てた向こう側にはおばあちゃんと姉一家が寝ていますから。

また、特に喉を中心に刺し傷があり声を出せなかったとも伝わっていません。


僕が犯人ならどうするかと言うと、真っ先に逃げ出します。

だって、隣の家のおばあちゃんが警察に通報すると思うからです。

実際には、防音構造のため、隣家の家族は悲鳴に気付くことは叶いませんでした。

しかし、大事なのは、犯人がどう考えるかです。防音構造なんて犯人は分かりません。

4人殺してます。死刑当確です。それはもう、逃げる逃げる。

しかし、実際には犯人は逃げ出さず、アイスを食べて大便をして、パソコンをいじって書類を物色しています。

(一回逃げて戻ってきたパターンはいずれ検討します。「飛び出しマン」を考えなければならないからです。)


なぜ犯人は逃げなかったのか?それは、仮定が誤っていたからです。

つまり、筆者は、犯人が二世帯住宅だと気付かなかったのではないかと思うわけです。

犯人は家の裏、風呂の窓から侵入した説が濃厚です。

昼間なら、裏からでも建物が分離されていることはなんとなく分かります。

が、侵入したのは23時頃です。分からなくても、ギリ、不思議ではないかなと。

裏なので、玄関の個数も分かりません。

分からなかったということは、つまり、なんかデカい家の風呂の窓が開いていたから入っちゃえ、ということではないかと思います。

そして、犯行に及びます。母親・父親・子供二人。平均的な家庭像です。普通、これで全員だと思います。

家中を歩き回りますが、二世帯住宅には気付きません。完全分離型だからです。


そして、のんびり物色して、最後まで気付かずに脱出した、というのが筆者の筋書きです。

どう思いますか?


正直、穴は多いと思います。例えば


・流しの犯行と仮定すると、たまたま窓を開けていた家に前情報なく押し入ったことになり、偶然性が高い。

・相当細長い家なので、流石に二世帯住宅に気付くだろう。

・裏から見ても、夜でも二世帯住宅に気付くだろう。

・二世帯住宅に気付かなかったとしても、向かいに別の家があるのだから、犯人が通報を恐れてもおかしくない。

・そもそも、向かいの家の住人が気付かなかったという事実があるのだから、奇跡的か必然か、悲鳴をほとんどあげることなく亡くなったのではないか。


などが考えられるでしょうか。



でも、やっぱり、普通は逃げると思うんですよ。知ってたら。

叫び声を上げられ、自分が深い傷を負うほど抵抗された犯人が、壁の向こうのおばあちゃんは犯行に気付かないと確信して家を漁る……。これが、どうしても想像し難いシチュエーションです。

だから、知らなかったか、知っていて逃げたけど戻ってきた、と考えることになります。


この事件は、犯人の意図を考えると矛盾することが多いです。

金目当てだとしたらなぜ年末年始なのか?

死刑当確なのに、処理する時間は充分にあったのに、なぜ指紋やDNAなどをありったけ残したのか?


しかし、現実は推理小説ではないので、あまり犯人の行動に一貫性を期待するのも難しいのかなと思います。


僕としては、素直ベースで事実を考えていきたいと思います。

つまり、自然な選択肢を素直に考える。


隣家を知ってたら逃げるに決まってるんだから、逃げたか、或いは知らなかったんだろう。

キャッシュカードを物色してたなら、金目当てだろう。

現場付近で目撃された男は、事件関係者だろう。

軍隊歩きをして、DNAが韓国人に多い型で、韓国製の靴を履いているなら韓国人だろう。

24年間捕まってないなら、もう死んでるんだろう。


このようにストレートに考える。

しかし、全部ストレートだと事実が矛盾するので、矛盾を抑える変化パターンを最小限に考える。

そういう風に考察していければと思います。


今やろうと考えていることは、警察発表や報道のタイムテーブル作成です。

次回は、家の裏から見て二世帯住宅と分かるのか、また、一旦逃げ出して帰ってきたという説を検討します。


次回 一軒の家とは思えない



最後に。

警視庁では2024年現在でも特別捜査本部を置き、懸命に捜査を続けています。か細い糸をひとつひとつ辿っているものと思われます。

2000年前後の記憶から、思い当たるフシはないか、ぜひ考えてみてください。あなたの細い糸が解決に結びつくかもしれません。

以下、警視庁の特設ページです。様々な情報や写真がありますので、参考になさってください。

よろしくお願いします。


上祖師谷三丁目4人強盗殺害事件


【欧州新婚旅行】大英帝国の風を感じて編(1日目)

 前回は搭乗時まで書きました。

搭乗は列に並びましたが、そこはワンワールド・サファイア会員、優先搭乗です。早く休みたいと思っていたので、普通に助かります。JALのスタッフがしきりに「Face Expressをお使いの方はこちらに並んでください」と呼びかけており、その人たちの列が上級会員の列と同時にゲートに入っていきました。なんなんだよ、ケッ!と思った次第ですが、使ってみるといいんじゃないでしょうか。



機内



さすがに「プレミアム」エコノミー、席の作りがしっかりしてます。アメニティ類も充実していました。歯ブラシはラウンジのものよりしっかりしていました。他にはアイマスク、耳栓、スリッパなど。

耳栓は寝るときに重宝しました。イヤホンだと寝返りうつときにボタンが触れて変な音鳴る(安物なので)し、ノイキャンもない(安物なので)ので防音性が低いです。飛行機、かなりうるさいですからね。

また、スリッパは、そこそこ質が良いものなので、持ち帰るべきでした。あれは、百均で百円しますね。ヨーロッパのホテルは靴生活を前提としており、スリッパはほとんど準備されていませんでした。まあいいやと持ち帰らなかったことをその後に何度も後悔しました。

若干遅延して出発。トラブルにより機内Wi-Fiが使用できないというアナウンスがありました。我々はもともと使う予定がなかったのでそれはよいとしても、さすがのJALでも国際線になるとお粗末なところは出てくるのだなと感じました。いわんや、海外エアラインをや……。心配です。

オーディオでジェットストリームを見つけ、離陸からしばらくはそれを聴いて感傷に浸っていました。

さて、JL041ロンドン深夜便は最初の機内食をスキップして即消灯です。こっちはラウンジでカレーをたらふく食っているので、異議なしです。寝ようと試みます。リクライニングは後ろに干渉しないつくりになっているので、一切気を遣わずに倒せます。新幹線のグランクラスと同じ構造ですね。そして寝るのですが、これがもう、寝れたもんじゃない。リクライニングは45度以上倒れ、かなり平行に近くはなるのですが、それでも「席」ですからね。ああ、フルフラットのビジネスクラスにするべきだった、というか家で布団で寝ていたい、そもそも旅行3週間って長すぎるだろ、と猛烈に後悔しました。いくらプレミアムでも、所詮エコノミーということですね。



窒息


寝付くのに1時間くらい掛かった割に、40分くらいで起きてしまいました。睡眠のコスパが悪すぎます。なぜ起きたかといえば、呼吸が苦しくなったからでした。初めは飛行機の酸素濃度が低下して全員〇ぬのかと思いましたが、それは杞憂でした。杞憂でしたが全然問題は解決していません。深呼吸みたいにしないと苦しくなります。妻は隣で、すぴーすぴー寝てますから、一人で必死に深呼吸していました。ああ、家だったら多分こんなことになっていないし、悪化したとしても救急車にアクセスできるが、機内だからもう〇ぬしかないやん、と絶望していました。マジで飛行機には引き返して欲しかったです。

30分くらいでだんだん落ち着いてきました。妻が起きたので呼吸困難事象を報連相したところ「その時に起こせや!」と怒られました。優しいなあと思います。そして十日後、高熱でうなされて妻を起こすことになります。

その後は爆睡しました。寝れるもんですね。起きたのが日本時間で朝9時頃でした。起きたら、妻は『ローマの休日』を予習していました。結構なことです。



機内食



日本時間10時半頃、朝ごはんとなりました。機内食は、オーストラリアの日本人料理人が趣向を凝らして監修したと書いてありましたが、まあおいしくないです。機内食ですからね。機内食がまずい理由として、機内が乾燥して味覚が変になるからだと、さも人間様に原因があるかのように語る記事が散見されますが、別に地上でもまずいと思います。火を入念に通さなければならないというのはここまで大きなディスアドバンテージなのかと、毎回驚きます。

あとはまあ、野菜が多くて、僕が偏食なのもまずい原因でしょうね。当ブログの僕の発言は全て偏食家の発言であることに留意してくださいね。

逆に、特濃の味噌汁は僕には美味しかったんですが、妻には不評なようでした。

でも案外メインディッシュは完食できるんですよ。空腹というスパイスもありますし、独特の味が面白いのも一因かなと思います。二転三転してすみません。



食後にハーゲンダッツが出てきます。我が家の経済政策は戦時共産主義を採用しており、配給のアイスはポッキンチューに指定されています。物珍しい味に歓喜しました。哀しい特別感です。

その後は3時間ほど、旅行の計画を復習したりして過ごしました。唇が乾燥していることに気付き、ステロイドを持ってこなかったことを後悔し、妻が持ってきており歓喜するという事件がありましたね。本当に妻は準備がいい。本当に僕は準備が悪い。後述しますが、薬の担当だった僕が持参した薬はイブと冷えピタでしたからね。ワイは無能や



魂の入国審査


アリューシャン列島に沿って進み、グリーンランドを通過する14時間の旅もようやく終わりそうです。グレートブリテン島が見えてきて、ロンドン上空を右旋回しました。眼下に見ゆるテムズ川、遠くに新市街のシルエットが見えます。すぐにロンドンの西側にあるイギリスの玄関・ヒースロー空港に着陸しました。

JALへの名残惜しさと憧れのロンドンに着いた高揚感を胸に抱いて降機しました。寒い!長袖一枚しかないぞ!困りましたね、かなり。まあ、朝早かったですからね。

空港には日本語の案内がありません。英語ばっかり。案外読めるけど、やっぱり体力使いますね。



なんとなく歩いていると、パスポートコントロールがありました。特定の国の方はこちら、それ以外はこちらという案内。当然、日本は「特定の国」です。こういうのを見るとちょっと、得意になりますね。浅はかで唾棄すべき感覚ではありますが、やっぱりね。

「特定の国」の方は、機械で入国審査を突破できます。羽田や成田のパスポートコントロールと同じです。あ~楽ちんだな。特定の国だもんな〜。どれ、パスポートをセットして、カメラを見つめて……。

これが、上手くいかなかったんですよ。妻は悠々と突破して、心配そうにこちらを見つめていました。僕は必死にやりますが、まるでダメ。Go Back!ということで、係員に声を掛けました。Excuse me? Go there!これがこの旅初の英会話となりました。最悪ですね。thereは有人の入国審査スペースを指します。トルコ人曰く、僕の見てくれはアフガニスタン人らしいので、一抹の不安を抱えながら赴きました。

自慢ですけど、僕は大昔に東大の入試を突破しているので、人並み以上には英語できるんですよ。ほぼネイティブっすよ。インド系の入国審査官と対峙して、パスポートを差し出します。あれ?「はいどうぞ」って英語でなんていうんだっけ?しょうがないので無言で差し出しました。入国審査官がなんか聞いてきますけど、聞き取れない。あーもう全然ダメですね。東大英語を読みこなし・聴きこなした僕はもういませんでした。

必死の困り顔とOne more please。審査官は、にこやかに、ゆっくり喋ってくれました。「何日いるのか」「ONE WEEK!」「誰と旅行しているのか」「……WIFE!!!」これで突破できました。簡単簡単、恐れるに足りません。

補足ですが、多分、メガネをしていたから機械が上手くいかなかったんですよね。フィンランドで、日本人ビジネスマンがそんなことを言っていたので試してみたら上手くいきましたから。パスポートの写真もメガネ掛けてるんだけどなあ。



ラッキー・アーリーチェックイン



妻と合流し、電車に乗りました。日本でいう成田エクスプレスが25ポンド、地下鉄エリザベスラインだと13ポンドです。当然、地下鉄に乗ります。

イギリスが優れているところは、全ての支払いがクレカのタッチ決済で済むところですね。鉄道の改札も当然タッチ決済です。日本ではタッチ決済は普及途上ですから、さすが大英帝国だなと思いますね。

ロンドンっ子御用達の乗換案内アプリCitymapperを頼りに電車にたどり着き、40分ほどでトッテナム・コート・ロード駅に着きました。外に出ると、寒い!道が汚い!自転車が多い!そして、ロンドンだ!嬉しいったらありゃしないですね。ブルームズベリー公園でスーツケースを広げ、妻は簡易的に化粧をし、僕は長袖を羽織りました。そして、ホテルに荷物を預けに向かいました。

ホテルは、大英博物館近くのベッドフォードホテルを予約しました。本旅行は、妻がすべて調べ上げ、予約しました。ありがとうね。受付でパスポートを渡しました。

一応ホテルの予約を全部印刷してきたんですけど、これは1回も使わなかったですね。絶対にパスポートを提示するので、それですべて済みます。

すると、インド系の受付係が、不敵な笑みを浮かべながらYou are luckyとのたまいます。なんだ?部屋のアップグレードでもしてくれるのか?と思いきや、なんと、もう部屋に入っても良いといいます。これは有難い、部屋のアップグレードよりも有難かったです。

海外の揺れるエレベーターの洗礼を受け、部屋に入り、一休みしました。まだ何もしていないのに疲れました。



無予約大英博物館



イギリスといえば、大英博物館なんですよ。植民地帝国の威光を存分に感じることが出来ます。最高の気分です。ホテルから博物館まで徒歩5分!開館時間は10時で、10時15分くらいに正面玄関に行きましたが、もうかなり並んでいましたね。大英博物館を囲むように並び、入ろうとすると、係員に「予約はあるか」と訊かれました。「あるわけねえじゃん、無料やで?」と言いたいけど言葉が出ないので”No”と言いました。すると、別の出入り口に行け、と追い出されてしまいました。

イギリスの王立ミュージアムは基本的に無料ですが、予約もできるようです。そして、正面玄関は予約の列だったようです。が、当時はそんなことわからないので、はたして入れるのか、不安になりながら裏口に行きました。初っ端から躓いてますからね。



真裏の北口に並んで、手荷物検査を受け、入れました。入れたのですっかり笑顔の僕。まずは、ロゼッタストーンを観に行きました。ロゼッタストーンって知ってますか?ヒエログリフ解読の糸口となった、大英博物館の至宝です。エジプトにあったものですが、当然のようにロンドンにあります。



さすがに一番混んでいましたが、1分くらいでガラスの前に辿り着くことが出来ました。うわ~すげ~!あったりまえですけど、文字が刻んであるんですよね。すげ~な~



まあ、語るほどの知識もないし羅列してもキリがないので少しにしておきますが、これはアッシリアの何かです。当然のように建物の一部になっており、けっこう雑に扱われてる気がするんですけど、どうでしょう。



トーテムポール。どうぶつの森以外で初めて見ました。



エチオピアコーナーにある、アドワの戦いを描いた絵画。第一次イタリア=エチオピア戦争の激戦で、エチオピアが勝利しました。日露戦争と同じく、有色人種が白人に勝利した稀有な例です。

まあ、最終的には第二次イタリア=エチオピア戦争を経て、エチオピアはイタリアに併合され、イタリア領東アフリカを構成することになります。このくだりは、国際連盟の形骸化として世界史学習に出てきますね。


とまあこんな感じ。あとは、日本ギャラリーを三菱商事がバックアップしてたのが凄かったですね。

ここには翌日も来るので、お腹も減ったことだし、博物館を出ました。



出口はさきほど涙をのんだ正面入口。立派だね~~~

カップルに声を掛けられて、写真を撮り合いました。暑くなったので、長袖をバッグに結びました。寒いのは朝だけですね。



フィッシュアンドチップス



昼飯を求めて、そしてイギリスらしい食事を求めて、フィッシュアンドチップス屋さんに行きました。NORTH SEA FISHというチェーン店?です。ミニを注文しました。15分くらい待たされました。店員が暇つぶしにダンスするのを見ながら待ちました。

ミニを頼んだのに、とても多く、また美味しかったです。白身はジューシーでした。ポテトは、僕はそんなに好きではないですが、普通に美味しかったです。結局食べきれず、夜にまた食べました。



9と4分の3番線


試験と旅行の間隙の一週間、『ローマの休日』と『ノッティングヒルの恋人』を予習しましたが、もうひとつ予習したものがあって、それは『ハリーポッター』です。妻の強い希望で、第一作だけ観ました。まあそれなりに面白かったです。ホグワーツの制服に大学の卒業式を思い出し、ホグワーツ城に「これUSJで見たことあるな」と思いました。そのハリーポッターに、次のようなシーンがあります。ロンドンのキングス・クロス駅の9番線ホームと10番線ホームの間の柱に突っ込むと、9と3/4番線に入れる、というシーンです。ハリーがカートを押しながら柱に埋没します。



というわけで、キングスクロス駅には特設・9と3/4番線があります。改札外にあり、観光地になっています。並べばまさにハリーのような写真が撮れるのですが、2時間くらい待ちそうな感じだったので諦め、勝手に自撮りをしました。これは妻が「そのものの写真だけならネットに転がっている。その場に自分たちが行かなければ撮れない写真を撮るべきだ」と主張し、感銘を受けたからです。いいこと言うなぁ


さて、スーパーに寄って帰って12時間寝ました。

次回・イングランド銀行博物館で金塊を持つ。ホテルレビューもあるよ


0日目 出国編


2日目 テムズとともに

3日目 4枚目のひまわり