勝負服が好きなんですよね。あ〜馬主なりてえなあ
で、国旗も好きなんですよね。誕生日に友人から「国旗大好き!」という本をもらったことがあります。
さて、ひょんなことから「勝負服っぽい国旗」を考えることになったので、皆さんに共有していきたいと思います。当方は競馬二年目の初心者ですから、異論大歓迎です。お手柔らかに!
レギュレーションとしては
・勝負服側は中央競馬で使用できるもの
・国旗側は国連加盟国
としておきます。
第5位 オーストリア・ラトビア
「赤、白一文字」オーストリア
「海老、白一文字」ラトビア
地色+一文字です。
ラトビアは色が難しそうながら、中央競馬では「海老」というかなり近い色を使うことができるのもポイント高いですね。海老は藤田晋オーナーが有名でしょうか。
「横縞で、上からA・B・A」の色の組み合わせとなっているもの、と考えることができますね。
横縞でなく縦縞ならば、ナイジェリアが該当します。
ですが、流石にこれは似てないと思うので、残念。
白と緑が逆ならエヒトの平井裕オーナーの勝負服ですね。
第4位 ジャマイカ
「緑、黄十字襷、黒袖」
いや、厳密には「似てない」ですよ。でも今回は「ぽい国旗」ですから。「ぽさ」が大事だと思うんですよ。
逆に、北欧のスカンジナビア十字の国々は、斜めじゃない分「ぽくない」んですよね。完全に主観ですけど。
さて、色使いはタイトルホルダーの山田弘オーナーと同じですね。
柄と色がほとんど同じなのが大塚亮一オーナーの勝負服。筆者が作成した例とは、袖の黄一本輪だけ違います。「ジャマイカ 勝負服」と検索すると、ダグラス・ホワイト騎手がボルトの真似をしている写真が出てきます。
スコットランドは本当ならかなり上位に食い込めるはずなのですが、スコットランドが国連加盟国ではないため今回は除外。イギリスからの独立が成れば、ランキングを更新しましょう。
第3位 ホンジュラス
「白、水色星散、水色袖」
完全に一致とはこのことでしょう。中央競馬の勝負服が元ネタとしか思えない五つの星。感動。
本当は、五つの星は「中央アメリカ連邦再統一」への希望を表し、ホンジュラスやグアテマラなどかつての連邦加盟国を表しているそうです。中央アメリカ連邦共和国、不勉強ながら初めて知りました。勝負服から学ぶことは多いですね。
中央アメリカ連邦共和国(wikiのリンク)
ちなみにホンジュラスの国旗は今年2022年に色が明るく変更されたそうです。前のバージョンだったら水色ではなく青ですね。
惜しいのはミクロネシアです。星四つか〜、惜しい。
四つの星はもちろん南十字星なんですが、それに加え「国を構成している四つの島(州)」を表しているそうです。新しい島ができるか、どっかを併合することに期待しましょう。
第2位 トリニダード・トバゴ
「赤、黒襷」
第2位はトリニダード・トバゴ。僕が襷が好きということで、贔屓目もあって2位です。厳密には白い部分が邪魔ですが、まぁご愛嬌でしょう。
最近ではフェニックス賞を勝ったミカッテヨンデイイのニューマレコード株式会社の勝負服です。
ちなみにトリニダード・トバゴは競馬が盛んです。古い本ですが、長島信弘氏の「競馬の人類学」(岩波新書)ではトバゴダービー観戦の様子が描かれています。
襷シリーズで惜しいのはコンゴ民主共和国。襷の意匠の国は数あれど、襷の上下の色が同じなのはトリニダード・トバゴとコンゴ民主共和国だけです。ではなぜ「惜しい」かわかりますか?
星?星は袖に散らしとけばいいでしょう。
正解は、これ「左襷」なんですよ。中央競馬の襷は「右襷」です。地方競馬では左襷もあるんですけどね、惜しい。
どうでもいいんですけど、斜めの意匠の国旗は大体が左襷(右上から左下)という知見を得ました。例外はブルネイ、パプアニューギニア、そしてトリニダード・トバゴくらいです。学ぶことは多い。
第1位 カタール・バーレーン
「白、海老鋸歯形」カタール
「白、赤鋸歯形」バーレーン
栄光の第1位は、まあやる前からなんとなく分かってたんですけど、カタールとバーレーンです。ラトビア以来の「海老」再登板が面白いですね。もう1位すぎて言うことがないです。
おまけ①
勝負服っぽいデザインを探しながら国旗を眺めていると、もう全部勝負服に見えてきました。似てはないけど意匠は尊重できてそうなものをいくつか作ったのでご覧ください。
モンゴル
おまけ②
旧リビア国旗。
国旗が変更されてなければ、第1位はこれだったでしょう。
アナゴサンなど珍名馬で有名な内田玄祥氏の勝負服です。
勝負服の画像は「勝負服アイコンをつくろう」(https://kurisaka.net/dot/)様で作成しました。
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