2014.08.21
駅名票で注目すべき点は、まず自治体名が平成の大合併以前のモノ、大分県天ヶ瀬町になっているということと、その下の部分の空白である。
その空白に、他の駅名票ならなんらかの名所の絵が描かれている。杉河内駅にも、後述するように周辺に有名な滝があるのだし、それを描けば良いと思うのだが…。忘れ去られているのだろうか。
ホームは単式ホーム一面一線で、斜面にへばりつくような構造となっているため、大変狭くなっている。待合室もある(屋根が出っ張ってる部分)が、汚い。僕が訪れた際、警報機が鳴り始めたと思ったら特急ゆふが駆け抜けていった。その時の風圧は忘れられない。駅が狭いため、凄い。すさまじい。
今書いたように、警報機が有り列車の通過や停車を知らせてくれる。が、それ以外の"音"といえば、小鳥の囀りと蝉の声、そして駅前を通っている国道210号のトラックの走行音くらいのものである。
駅から駅前を眺めることも容易に可能だ。駅前には立派そうなホテルと、民家が存在するが、果たしてこのホテルを使う者がいるのだろうか…。駅のそばの滝といえど、小規模だから泊まるほどのものでもない…。どうなんだろう。
杉河内駅駅舎。風化していて、中で虫を見かけることも容易に可能だ。
杉河内小学校美術館という物があるのだが、肝心の掲示が無い。調べた所、杉河内小学校は平成25年3月に休校となったそうだ。自然の中の美しい校舎に、収穫祭があるなど、とても風情ある
これが噂の、駅から東に100m地点にある滝『慈恩の滝』である。決して、宇宙世紀の滝では無い。
写真には写っていないが2段構造となっており、多くの観光客が訪れている。
僕が実際に行った際も、観光バスが数台止まっていたりと、多くの人で賑わっていた。
これは駅につながるスロープの途中にある杉河内駅建設記念碑である。
衆議院議員によるものだ。
期待されて造られたのであろうが、今では人影もまばらである…。
国道210号から杉河内駅。急斜面にあるのがわかる。
駅から少し歩くと、こんな風景がある。是非行って、見て欲しい。
以上、杉河内駅の紹介でした。
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