箱根駅伝。正月の風物詩。実家でゴロゴロしながら観るのが最高に心地良いのに、わざわざ早朝から追っかけて観戦してきた。せっかく東京に住んでいるし、何より父親がわざわざ東京に観にきたので、着いていってあげるしかなかった。
観戦ポイントは上記地図の5箇所。1区で2回観て、2〜4区で1回ずつ観られた。なんだかんだ、楽しんだ。
5:30 起床
親に叩き起こされた。箱根ファンの朝は早い。
大手町までの移動の間に、今年の箱根駅伝についての情報を仕入れる。立教が55年ぶりに出場とのこと。今年はMARCHが揃っている。駒澤は駅伝三冠が懸かっているらしい。父親は高卒のくせに駒澤のタオルを買っていた。従姉妹が青学なんだから、青学を応援すべきだった。
7:00 大手町到着
既に人が多い。各校がチアリーディングと応援団でパフォーマンスをしているので、しばし眺めて時間を潰す。
8:00 箱根駅伝発走
初めて生で観るので流石にドキドキする。日テレの中継車が邪魔で、1位の選手は直前まで見えないことを知った。
発走直後なので21選手が一団となっていて、当然ながら呆気なく通り過ぎる。「時間差がある分、復路の方が見応えあるのでは」と思ったが、口には出さない。
すぐに東京駅に移動する。同じことを考えている駅伝ファンが東京駅に向けて裏箱根駅伝を繰り広げていた。
8:10 東京駅出発
8:15 品川駅到着(JR東海道本線・168円)
8:20~ 選手通過
品川駅で京急に乗り換え、生麦を目指す、と思っていたら、駅の目の前がコースで、しかも選手がまだ来ていなかったので、慌てて観にいった。人が少なく、最前列で観れた。
学生連合の新田くんが大逃げをかけていることを知っていたので、なかなかアツくなった。1分ほどして20人の一団が通過した。新田くんのおかげで、品川で長く楽しめた。
東京→品川で選手を追い抜けるとは知らなかった。どうせ品川で京急に乗り換えるつもりだったから、余計な運賃がかからないのも良かった。
8:28 品川駅発車
8:52 生麦駅到着(京急本線・283円・京急川崎駅で対面乗換)
9:12~ 選手通過
次は花の2区。注目したのは専修大。ここを走る留学生キサイサは大分県・大分東明高校出身。
東明といえば偏差値県内2・3番手の私立高校。誇り高きトップ校・上野丘に通う筆者が病院で「(鼻水の色は)透明だよね?」と聞かれ「上野ですけど」と応えたエピソードはあまりにも有名。
ちなみにキサイサは経営学部らしい。力走するも、区間順位16位に沈んだ。まあまだ2年生!次があるさ!
ところで、専修大学ってどこにあるんだ……?
9:25 生麦駅発車
10:06 藤沢駅到着(京急本線・JR東海道本線・575円・横浜駅で乗換)
10:26~ 選手通過
3区。藤沢駅から1km弱歩いて、藤沢橋の近くで観戦。人が多かった。
この頃にはだいぶ馬群……もとい、人群もバラけていて、見応えがあった。この時点では中央大学がトップ通過。やや遅れて、青学と駒澤が揃って追っていた。3区は地味で、あまり印象にない。
10:51 藤沢駅発車
11:19 小田原駅到着(JR湘南新宿ライン特別快速・594円)
12:02~ 選手通過
4区。小田原駅からずいぶん歩いた。駅の西側に中継所があるが、そちらは人が多そうだったので、東側で観戦した。駅で係員が「東側に行け」と言っていたのも、ソ連のプロパガンダでなければそういうことだろう。
青学と駒澤が熾烈なデッドヒートを繰り広げ、中央が追走し、その後ろを最強留学生・ヴィンセントが爆速で追っていた。生で観れて嬉しい。
なぜか周りが立教大学の応援団だったが、駒澤大学のタオルも紫で色が似ていたので、なんとなく溶け込むことができた。
本当は箱根登山鉄道で芦ノ湖に行くという計画も父の頭にはあったようだが、流石に疲れたのでここで終了した。吉野家で大盛りを奢ってもらい、家まで小田急で2時間かけて帰った。小田原遠すぎ!
総括。
5回も観れて良かった。往路の序盤では選手が一瞬で通り過ぎるため「つまらない」人もいるかもしれないが、筆者は競馬観戦で「一瞬で通り過ぎる」ことに耐性があったので楽しめた。雰囲気を楽しむのが吉。
案外運賃がかかったのが想定外。JRは高い。帰りは小田急を使うが吉。
運営車が多く、選手の通過10分前にはそれをアナウンスする車も走るのが面白い。ちなみに運営車はトヨタの最新型が提供されているようなので、それを楽しむのも良かった。
沿道に住んでいる人が、テレビと見比べながら通過前にぞろぞろ出てくるのも観ていて羨ましく面白かった。ベランダから観ている家族もおり、良い正月だなあと思う。
今年は復路より往路の方が熾烈で面白かったのではないか。観戦体験のおかげで、今後箱根駅伝を観るのがますます面白くなるだろう。来年の100回大会が楽しみ。以上。
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