2022年11月7日月曜日

浦和競馬に行ってきた【前編】

全場制覇チャレンジ22.10.20

【中央】札幌/函館/福島/新潟/東京/中山/中京/京都/阪神/小倉7/10

【地方】帯広/門別/盛岡/水沢/浦和←NEW/船橋/大井/川崎/金沢/笠松/名古屋/園田/姫路/高知/佐賀5/15

 

筆者は池袋周辺に下宿しているが、競馬場はこの辺からは遠い。東京競馬場は新宿から京王線で向かうから直線距離よりもかなり遠くなるし、中山や大井は山手線の反対側だから遠い。

よって、一番近いのは浦和競馬場である。池袋からJR30分もあれば着くし、運賃も南浦和までは220円で済む。

しかし案外、これまで一度も行ったことはなかった。

 

浦和競馬場は住宅街の中に立地している。正確には浦和競馬場の周辺に住宅が乱立しているのだが、ともかくそれゆえに狭いし、規模も小さいし、何よりナイター設備がないから行ける時間が限られる。

規模が小さいから、Jpn1競走も常設のものはない。それゆえに、これまで脚が遠ざかっていたのだった。

 

しかしながら、まあ卒論も終わりが見えてきたし、友人も行くというし、今村聖奈が来ているということで、行くこととした。

 

池袋駅から電車で25分ほどで南浦和駅に着く、べきであったが、最寄り駅が南浦和とは知らずに浦和駅に降りてしまった。

南浦和からはバスが出ているらしいが、浦和からはない。まあ初めて行くし、浦和もそんなに歩いたことはない。競馬場まで歩くこととした。

 

浦和は綺麗な街である。天気も良いし、最高の散歩である。駅の近くは綺麗に区画整理されているが、競馬場が近づくにつれ段々と区画が乱雑になったのが面白い。競馬場正門に着くと、バスがたくさん準備していた。南浦和駅との間を結んでいるようだが、こんなにバスと運転手を手配して儲かるのだろうか。

 

浦和競馬場はコースだけでなく施設もこじんまりとして、何より静かであった。住宅街ということで実況の音声も非常に小さく、それゆえに観客も静かなのだった。



地方競馬場の良いところは馬との距離が近いところである。期待のルーキー今村騎手を目当てに人々がパドックに群がる中、筆者はスマートにパドックから返し馬に入る地点に陣取っていた。今村騎手頑張れ!と言いつつ、今村騎手以外の人気馬を買い、当てた。


真っ黄色の騎手がいた。川崎所属の町田騎手である。川崎では他に山崎騎手と酒井騎手がそれぞれ赤と青の一色の勝負服を用いている。流行ってるのだろうか。一色の勝負服はヨーロッパでは高貴とされていて、ゴドルフィンの青一色は有名だろう。といっても、日本では青一色は先約があって使えていないが。

 

この日のメイン11レースはJRA交流のけやき賞。筆者はなんとなく7番人気の永野猛蔵・ボルカンバルの複勝を100円購入。すると、なんと大外から差し切って1着になってしまった。筆者は嬉しすぎて絶叫でカメラの画角もおかしくなってしまった。応援している馬が後ろから飛んでくるという光景が久しぶりなのだった。

100円が330円になるだけでこのように騒げるのだから、燃費が良い。しかしながら、同行した筆者の友人は人気馬の単勝を握っていたので、非常に気まずい時間ともなった。

 

レース後、ファンが帰るなり最終レースのパドックを見ている裏で、ひっそりと口取り式が行われていた。社台の地方共有馬だろうが、平日の昼間に来れる人もいないので結構寂しいものであった。筆者は永野猛蔵騎手のことが(名前が硬派だから)好きで、「猛蔵おめでとう!」と叫ぼうかと思ったが、それも恥ずかしいのでやめた。しかしながら、本人も嬉しかっただろうし、叫べば良かったと後から後悔した。アンちゃんがあんな閉鎖的な社会で生き抜いていくのはなかなか大変そうである。

 

12レースは『秋の空特別』で、その名に違わぬ見事な秋の空だった。レースは以前に船橋競馬を見に行った際に大穴を開けたドラムが差して同着1着。応援していたので嬉しかった。

 

これは南浦和駅。乗り換え先がことごとく競馬場の所在地なのは何か意図があるのだろうか。

 

同行の友人と池袋でジンギスカンを食べた。うめえ

 

とまぁ、これだけだとクソつまらん記事にしかならないので、後日もう一度行ってきた。しかも非開催日に。浦和競馬場は非開催日に行くのが面白いのだ。乞うご期待。

0 件のコメント:

コメントを投稿