という名前の団体を勝手に作り、会長を自称・僭称しようと思います。
会務として、百均額縁の素晴らしさと哀しさを啓発することがあります。
今回は、5つの商品を紹介しながら、額縁にまつわる話を書き散らかそうと思います。
①2Lサイズ『春』
フレームを選ぶとき、皆さんは何に注目しますか。
枠の色?デザイン?それもいいでしょう。
ですが、実用的に重視してほしい点があります。
それが、裏の留め具です。
この留め具は個人的には苦手なものです。なぜなら、中身を入れ替えるのが大変だからです。
コインを用いて「てこの原理」でメリッとする必要があります。手間がかかるだけでなく、フレーム本体に負担がかかり、割れてしまうこともあります。「百均額縁」ですから、フレームがちゃちいのです。大切に扱わなければなりません。
こういう風に、これを「トンボ」というのですが、くるくる回せる留め具の方が圧倒的に便利です。手にもフレームにも負担がありません。
こう書くと①の額縁がいいとこなしのようですが、いいとこ、あります。
まず、2Lサイズの額縁は案外レアなんですよ。やっぱりハガキサイズやL判が多く、種類も豊富です。ケースの少なさにあえぐandroidユーザの気持ちが分かるような気がします。
2L額縁は少ないので、逆説的ですが、額縁に飾るようなものを買うときは、可能ならばポストカードのものを選んだ方が良いです。ミュージアムショップとか。
でも、デカいのが欲しいですよね。僕は欲しかったです。だから、この額縁は重宝しています。
また、スタンドが付いているのも便利な点です。これは飾り方にもよりますが、購入の際にはスタンドの有無も確認した方がよいでしょう。
筆者は飾り方まで考えずに、何の見通しもなく、在庫補充という感覚で額縁を買っていますが、一般的には用途を考えて買った方が良いと思います。
このフレームはなるべく作品を入れ替えずに使うのが吉です。ですから、ヨーロッパ新婚旅行で一、二を争うお気に入りの、ボッティチェリ『春』を飾っています。ずっと飾るつもりなので。
ヴィーナスの誕生より、春ですね。
②Seriaの6切サイズの額縁『庭のひまわり』
実測は195*250で、B5の182*257に近いと思います。やや正方形の方向に近づいています。
あいにく適切なサイズの飾るものがないので、同様に適切なサイズの額縁がないモノを飾っています。
これは大好きなオルセー美術館で購入した、ギュスターヴ・カイユボット『庭のひまわり』のカードです。
一目ぼれして買ったはいいものの、カードが140*200という何にも当てはまらないサイズだったので、困り果ててこれに行きつきました。
そう、裏板がダンボールなのです。これには驚きました。インフレはここまできたか。百均の苦境、百均額縁の苦境を感じました。
まぁ裏だから見えないけどよ~~~、神は細部に宿るどころの話ではなく、どう考えても木製がいいです。裏板をよくチェックするようにしましょう。
③オーソドックスなA4サイズ、ミュージアムマップ
ただ、困ったことにA4サイズで飾りたいものってそこまでないんですよね。
そういうわけで、今のところ、微妙なサイズのミュージアムマップを飾っています。
さて、②と③では適性サイズとズレたものを飾っているわけですが、ここで困るのが中でズレる問題です。飾ったものを固定しなくてはなりません。
作品が僅かに傷付くことを気にしないならばマステや両面テープでピッでいいのですが、筆者は気にします。なので、なるべく見栄えを損ねずに、作品を傷つけずに固定する必要があります。
②では、作品の下に透明な引っ掛かりを作って、その上に乗せるという手法を採りました。透明とはいえ、やや見栄えは悪いです。
③では、思い切って全部を透明なクリアポケットに入れ、クリアポケットを両面テープで止めるという荒業に出ました。が、やはり違和感がありますね。
クリアポケット自体は、いろんなサイズが百均に売っています。
さて、ではどうすればよいか。これを語ると長いので、次回のお楽しみに。
次回書きたいことリスト
・両面ガラスの是非:高見え?
・ズレ対策:余白のあるポストカードがよい
・壁への引っ掛け方:まだ正解が見つかっていない
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