雲一つ無い快晴の昼下がり
家に籠るのが馬鹿らしくなったので、鶴崎駅付近にある
『旧九州石油専用線』の廃線跡を巡ることにした。
晴天
鶴崎駅へ向かうべく、坂ノ市駅へ向かうと、丁度宗太郎越の運用の為の、220系が坂ノ市駅を発車する所だった。
そして毎日日豊線を駆け抜ける、815系に乗って鶴崎駅へ。
いざ宗太郎峠
毎度おなじみ815系
鶴崎駅へ着く。構内は島式ホームで、2面があるのみではあるが、そこにはきっちりと専用線のレールも残っていた。
また、駅舎には小さいながらもコンビニが入っていた。毎日の利用者数は1000人を越すという。
僕は、道を進んだ。
つるさき
左の鄙びた線路が専用線
鶴崎駅駅舎
ここで、旧九州石油専用線の説明をしておこう。九州石油とは今のJX日鉱日石エネルギーである。専用線は、鶴崎駅からその九州石油を結ぶものであった。
平成9年に運用終了、今に至る。
簡易ながら、国土地理院のを引っ張りだして、専用線の路線図を書いてみた。雑ではあるが、(Windowsペイントではあるが、)参考にして欲しい。また、写真の地点の番号も記した。
国土地理院便利
さて、少し進むと橋梁がある。この橋梁は現役の日豊本線と、旧九州石油専用線(以下、九石線)の為の橋梁である。名前は鶴崎架道橋(おそらく)。
どこにでもありそうな、夏の情景であった。
①
橋の概要
橋の説明文を読むと、住友化学専用線と書かれている。なんでや。
近くを歩くと、いかにも、既に使われてませんよ、といった。信号機(?)があった。
②
鄙びている
九石線沿いの道を歩くと、勾配標や、0kmのポストがあった。そして、ようやくレールを確認できた。いやはや、草に覆われすぎて全然見当たらないのである。事実、確認できたのもほんの一部だけである。しかし、昔はこのレールを貨物か何かが通っていたと考えるとワクワクする。
③
遺構の数々
ここから、線路は住友化学の敷地に入る。流石に突入するほどの度胸は無い。
やむを得ず迂回。
壁に沿って続いていたと思われる
小さな路地を30分ほどかけて歩き、次のポイントに来たのは良いものの、整備されていてお目当てのモノは確認できなかった。くまなく歩きまわったわけではないが。
しかし、代わりに『いかにも線路が通っていたような小道』を発見した。
路線図とも一致するし、歩くと確かにそれらしい遺構が残ってる。
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