4月某日、僕は最寄り駅である坂ノ市駅で焦っていた。
焦る、というより慌てていた。
この日僕は大分のアニメイトに寄った後、西大分にあるという噂の、古い信号機を見に行く予定だった。ところが、駅で何気なく『貨物ちゃんねる』を見ていると、なんと西大分駅への貨物運用にあの門司機関区のスーパースター『EF81-303』通称・銀釜が入っていたのだ!急いで僕は時刻を調べ、大体の目安の時間を理解した。
西大分駅へ駆けつけ、駅員に承諾を貰いホームでうろうろしてると、奥の方に奴を発見した。そう、銀釜だ。
この日は生憎の曇り空、銀色に輝くその体に激しく反射する太陽光を見ることは出来なかったが、往年のその貫禄を見ることが出来た。
僕のホームグラウンドを通る貨物列車、4075レの運用に銀釜はなかなか入ってくれない。入っても、雨の時とかだ。
今後、晴れの土日の時に4075レに入ってくれることを願い、西大分駅を後にする。
西大分駅周辺には、多くの貨物用のトラックが走っていた。こういうのも見るのも割と好きかも、と思っていると、いよいよ本来の目的だったものが見えてきた。
はてさて、なぜ僕がわざわざ信号機を見に来たかというと、単純に沼に落ちたからだ。つまり、ハマったのだ。
僕はもともと多趣味で、少し前まででも鉄道・バスとか色々と興味を持っていた。
しかし、Twitterをしていると色々な趣味の人を見る機会が増え、結果的にハマりまくってしまったのだ。その例としては他に、酷道・標識などがある。
さて、今回訪れてみたのは西大分駅から少し歩いた所にある『王寺町交差点』である。県道22号線(臨海産業道路)の交差点である。
その交差点の一角に、一際オーラを放つ歩行者用信号機がある。
僕は初心者なので詳しくはわからないが、それでもなんとなくこの信号機の持つ魅力は分かる気がする。
その後この信号機をじっくり見て、帰路についた。
充実した1日だった。
ところで、僕は信号機の中では予告灯が特に好きだ。だから、それを僕のポリシーとして色々見て回りたいなぁ、と思う。
皆さんもご指導ご鞭撻よろしくお願いします。
以上